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ものすごく丁寧なのに

6月21日、今日の京都市左京区は晴れ。

夜8時ごろ、開いた窓から『♪きっさまーとオーレーとーは、同期の桜〜♫』
と歌声が聞こえてきました。
ほろ酔い気分なのでしょうか。大きな声です。笑

ところで、この「きさま」

「きさま!それでも人間か?!」のように、相手を罵る時に使うこともあれば、
このおじさまが歌っていた歌のように、
きわめて親しい同輩か目下の者に使うことが多いですが、

漢字で書くと「貴様」

「貴い」に「様」で、ものすごく丁寧というか相手を尊敬している感じがします。

調べてみると、やはりもともとは「貴」の字の示すように
かなりの敬意をもって使われていた言葉で、
自分より身分の高い人に対して使う言葉だったようです。

「オマエ」も同じで、漢字では「御前」と書き、
元々は神仏や貴人の前を敬っていう語で、
平安時代から江戸初期あたりまでは、
「高貴な人」「高貴な人の前」という意味で使われる言葉だったようです。

ところが、時代とともに少しずつ敬意が下がり始め、
いつの間にか「はいはい、あなた様は頭がよーござんすからねえ」
みたいな感じに、人を揶揄する意味合いも加わり、
次第に相手を見下した時の言い方へと変わって行ったようです。

 


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