2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧
神前に日々供饌されるご料米の早苗を神田へ植えるお祭です。 本殿祭の後、祭場は神田に移され、田植神事が行われます。 王朝をしのばせる典雅な「御田舞」が奏される中、 茜だすきに菅笠を被った早乙女たちによって 田植がすすめられます。 この時季各地で行…
毎年6月5日の「県祭」は、 良縁や安産の祈願所として知られる県神社の祭礼です。 有名な梵天渡御は、 6月5日の深夜から6日の未明にかけて行われます。 お神興が通る間は沿道の明かりが消されてまっ暗闇になるので、 「暗夜の奇祭」として知られています…
平安神宮の池泉回遊式庭園の神苑の花菖蒲は、 日本人が古くから愛でてきた品種ばかり約200種、 2千株を集めており、6月の上旬にはこれらが一斉に開花します。 花菖蒲が見ごろになる時期に毎年1日、 神苑が無料で公開されます。 京都市北区・左京区・上…
『あじさい寺』とも称される三室戸寺は、 6月からは境内のあじさいが杉木立の間に咲きます。 30種・1万株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、 幻の紫陽花・七段花などが咲き乱れる様子は、 紫の絵巻のようで素晴らしい光景です。 落ち着いた風情の…
貴船は鴨川の水源の地にあたり、 貴船神社には水の供給を司る水神が祀られ、 古来より崇められてきました。 午前中は本宮での神事、 午後から御神輿が本宮から奥宮まで貴船町内を練り歩きます。 奥宮では子供たちが健やかな成長を願い神石 「船形石」に千度…
火雷神を祀った火之御子社は、 北野天満宮がこの地に鎮座する以前よりこの地にあり、 「北野の雷公」と称えられ、 雷電・火難・五穀の守護として、 朝廷より篤く崇敬されていました。 平安時代、 朝廷では主に雨乞い・豊作を祈願されていたが、 しだいに雷除…
十輪寺は、平安時代の六歌仙・在原業平が 晩年に過ごしたとされている由緒あるお寺です。 業平はここで塩を焼いて風流を嗜んだと伝えられており、 境内には塩竃の跡もございます。 また、そこに宝篋印塔という業平の墓がございます。 毎年5月28日、 業平…
毎年5月23日には、 詩仙堂を建てた石川丈山の「丈山忌」が営まれ、 その後25日より詩仙堂遺宝展が開催されます。 石川丈山は、江戸前期の武士で漢詩人です。 徳川家康に仕え、大坂夏の陣ののちに武士をやめて、 京都・洛北一乗寺に詩仙堂を建て移り住み…
三船祭は5月14日の車折神社例祭の延長神事として、 昭和御大典を記念して昭和3年より始められた祭りです。 毎年、約10万人もの拝観者でにぎわいます。 毎年5月第3日曜日に嵐山の大堰川において、 御座船・龍頭船・鷁首船など20数隻を浮かべ、 御祭…
時をこえて、江戸時代の京都へ。 伝説の夜が時代劇の聖地・太秦映画村で ふたたび開催されます。 薄闇に浮かび上がる「江戸時代の京の街」で、 京都の日本酒とクラフトビールを片手に酒肴を 楽しみながら、 現代の京都を代表するアーティストや 伝統工芸の職…
葵と桂で本殿、神輿などを飾りつけます。 また神職の冠や供奉、 祭関係者も冠に葵と桂をつけるところから 「松尾の葵祭」または「松尾の国祭」とも言われています。 京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸ホーム < スタッフブログ:日々の出来…
5月15日の葵祭を前に行われる、比叡山ろくの 御蔭山に鎮まる御祭神の荒魂を下鴨神社に迎える神事です。 1992年からは、 コースの一部を徒歩と馬で巡行しています。 巡行の後は神社境内の糺の森で「切芝の儀」を行い、 荒魂を歓迎します。 その後、舞…
山蔭神社は、 吉田神社創建に携わった藤原山蔭卿を祀る社です。 卿は調理・調味づけに秀でていたと言われており、 料理飲食の祖神として、 料理飲食業界から厚く信仰されています。 例祭は、包丁の神、料理、飲食の祖神として 鎮座したこの日に執行されます…
祇園祭や時代祭とともに京都三大祭に数えられる葵祭は、 賀茂御祖神社と賀茂別雷神社の例祭です。 葵祭には1400年の歴史があり、 日本の祭の中で最も優雅で古趣に富んだ祭として知られており、 平安中期の貴族の間では、 単に祭といえば葵祭のことをさすほど…
京都市登録無形民俗文化財にも登録されている 賀茂競馬は、天下泰平と五穀豊穣を祈願する行事です。 平安時代、 宮中武徳殿で5月5日の節会に催されていたものが起源で、 その様子は『徒然草』などにも記されています。 現在では左方右方に分かれた2頭ずつ…
5月3日に同神社で行われる馬上の流鏑馬に対して、 地上で矢を射ることに由来する歩射神事は、 弓矢を使って葵祭の沿道を清める魔除けの神事です。 平安時代に宮中で行われていた 「射礼の儀」が始まりと伝えられています。 射手が弓を鳴らす「蟇目式」で四…
葵祭の前祭として行われている古武道奉納です。 関東から沖縄まで、外国人も交えた十二余流派が集まり、 日ごろの研鑽の成果を披露します。 薙刀、剣術、柔術、居合をはじめ、 めずしい捧術や鎖鎌などの古武道を直接拝見できる 貴重な機会です。 京都市北区…
葵祭の前儀の一つで、 毎年上賀茂神社と下鴨神社が交代で行います。 今年は上賀茂神社の順番にあたっています。 一般市民から選ばれた斎王代のほか女人列など 行列に参加する人たちが、 境内にある「ならの小川」に両手をひたし、 ケガレを祓う禊の儀式が行…
平安中期から続くといわれる歴史ある行事です。 本殿内陣の各御簾五条に、葵5個を結んだ 桂の枝3本づつを懸ける葵桂奉懸の儀がおこなわれます。 14時より、 美しく飾られた30数台の供奉列奉賛列を従えた五基のご神輿は、 途中東寺の僧侶による「神供」を受け…
5月1日から5日間にわたる藤森祭。 その祭のハイライトは、最終日の5月5日、 午後より境内の馬場で行われる駈馬神事です。 昭和58年に京都市登録「無形民俗財」に指定され、 現在は藤森神社や藤森神社駈馬保存会などの協力で 継続公開保存しています。 当日…
5月5日の賀茂競馬(かもくらべうま)に先立ち行われる儀式です。 5日の競馬に出場する馬の年齢のほか、 事前に走らせて乗尻の馬上姿勢や馬の速度などを見て、 馬の走る順番を決めます。 本番さながらに馬場を駆け抜ける馬の様子は勇壮で、 乗尻が馬にムチを入…