2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
推古天皇の時代に遣隨使小野妹子が筑紫の 宇佐八幡に病平癒を祈願したところ直ちに癒されたので、 帰朝後この地に勧請したのが始まりといわれています。 祭神は応神天皇です。 社殿は応仁の乱で焼失したが明治期に本殿、 神社の東方には小野毛人の墓がござい…
以前は下京区にあり時宗の寺でしたが、 応仁の兵火で荒廃。 1662年、加賀藩の家老今枝近義により再興しました。 庭園は池泉廻遊式で石川丈山作とも、 小堀遠州作とも伝えられています。 庭園や本堂、鐘楼堂は当時のままの姿で残っています。 京都市北区…
妙満寺の創建は康応元年、 日蓮上人に帰依した日什上人によります。 その後、応仁の乱など幾度かの兵火に遭い、 そのつど洛中に寺域を移してきましたが、 天文5年、 比叡山の僧徒による焼き討ちで二十一坊の大伽藍を類焼。 天正11年秀吉の時代に寺町二条…
比叡山を望む借景庭園が有名です。 後水尾天皇の山荘であった幡枝の御所跡が、 のちに寺と改められました。 後水尾院の趣向である枯山水の庭がいまも伝えられ、 国の名勝と指定されています。 京都市北区・左京区・上京区の不動産のことなら青伸ホーム < ス…
1229年、静基僧正が開創しました。 門跡寺院であり、実相院門跡、岩倉門跡とも呼ばれています。 本尊不動明王像・歴代天皇の尊碑などが安置されています。 後陽成天皇の直筆文書は重要文化財であり、 他にも古文書を収蔵されています。 京都市北区・左京…
959年の創建です。 小野小町終焉の地と伝えられ、小町寺と呼ばれています。 小さな本堂に 平安時代作の阿弥陀三尊像と並び小町老衰像を安置されています。 境内には小町燈篭、小町供養塔、 なきがらから生えたというススキ、 姿見の井戸など小町ゆかりの遺跡…
由岐大明神は御所にお祀りされておりましたが、 天慶元年に都の大地震、 天慶2年には平将門の乱と相次ぐ世情不安に、 朱雀天皇の詔により天慶3年に鞍馬の地に遷されました。 その時、 松明を造り道々には篝火を焚き神道具を先頭に勧請されました。 鞍馬の…
770年、 鑑真の高弟鑑禎が毘沙門天を本尊として 草堂を建立したのが始めとされています。 本殿金堂、多宝塔などは近年再建、鉄筋造りです。 源義経が修行した地として有名であり、 水飲み場などの遺跡もみられます。 「枕草子」にも「近うて遠きもの」と…
大原の北、古地谷の奥にある阿弥陀寺は、 慶長14年弾誓が創建しました。 念仏修行をする木喰僧であった弾誓の遺骸は 即身仏として境内の窟に安置されています。 本尊の阿弥陀如来坐像は重要文化財となっています。 本堂の弾誓上人像は岩穴に住み霊木から像…
平安貴族や武士たちにやすらぎの郷として 愛されてきた八瀬の地に建つ無量寿山・光明寺の京都本坊です。 大正末に12,000坪の敷地に建つ数奇屋造りの建物は、 京数寄屋造りの名人と称された中村外二の建築、 築庭は、佐野藤右衛門の作と伝えられています。 2…
御所谷山麓の八瀬天満宮社境内にある神社です。 元禄年間に比叡山と八瀬村との境界争いにおいて 八瀬村の利権を認めた老中・秋元喬知を 秋元大明神として祀った神社です。 毎年十月に行われる「赦免地踊」は 江戸時代中期より約300年もの間 伝承されてき…
正式には清香山 御閑居御所大原宮寂光院といいます。 聖徳太子の創建と伝えられ、 太子作とされる地蔵菩薩立像は重要文化財です。 平家滅亡後、 建礼門院が隠棲し仏門の生涯を送ったことで有名です。 境内には『平家物語』にちなむ数々の事物がみられます。 …
宝泉院と同じく勝林院の子院です。 大正8年に、 他の子院と併合して現在の地に再建されたといいます。 客殿の南に池泉鑑賞式庭園、客殿西側には、 旧理覚院の池泉回遊式庭園がございます。 長い期間花を咲かせる不断桜などさまざまな 樹木がある庭園は見応…
声明の専門道場として 平安末期の寿永2年に創建された勝林院の塔頭です。 伏見城の遺構で血天井も見られます。 有名な額縁庭園・盤桓園は、沙羅双樹の木や、 近江富士を象る樹齢700年の五葉の松、 竹林があり、新緑・紅葉・雪景色と四季を通して 心癒される…
天台宗延暦寺の別院です。 文治2年浄土宗の法然が諸宗の大学者と宗論を闘わせた 「大原問答」の舞台になったことは有名です。 来迎院と同じく声明の根本道場で、 代々の僧は大原流声明音律を継承しており、 日本音楽の源流とされる声明の発祥の地です。 境…
仁寿年間円仁が天台声明の道場として始めたという、 天仁2年には良忍が来迎院として再興しました。 本尊は薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来の三尊仏です。 モミジのシーズンには木立から見える本堂が印象的です。 京都市北区・左京区・上京区の不動産のこと…
正式には魚山三千院門跡といいます。 最澄による比叡山延暦寺の別院とされています。 広い境内には国宝阿弥陀三尊のある往生極楽院、 御懴法講の行われる宸殿、 多数の古文書など文化財も多数ございます。 細波の滝がある有清園や聚碧園、 紫陽花苑などがあ…
夏越の祓えは、 日本の夏の風物詩ともいえる古来からの風習です。 参列者で大祓の詞を唱え、ついで茅の輪をくぐり抜けます。 そして神苑の春の山に進み、人形を禊の小川に流します。 こうして半年の間の罪や穢れを祓い心身を清浄にし、 これからの暑さに負け…
悪疫退散・厄除・開運招福を祈願するお祭りです。 夏越しの大祓いは、奈良時代の宮中行事であり、 日本最古の宗教儀礼とも言われています。 本殿前に直径約2メートルの茅の輪をしつらえ、 3度この輪をくぐる『茅の輪くぐり』の神事や、 人形を流して、半年…
大祓は、6月と12月、1年に2回行われる、 半年間の罪・穢を祓い清めて、 次の半年を無病息災に過ごせるよう願う神事です。 神職の方が茅輪のくぐり初めをした後、 参拝者も茅輪をくぐることができます。 また夕刻には人形ながしも行われます。 人形とは…
6月末に京都市内各地で行われる祓いの神事で、 古くより「夏越の大祓式」と称せられています。 元旦以来知らず知らずのうちに犯しているかもしれない 罪・穢れを祓い清めて形代を河海に流す行事です。 式の後、 宮司以下の神職及び参列者一同は茅の輪をくぐ…
四季折々の花の寺として親しまれている天得院です。 桔梗の花が咲きそろう初夏のこの時期、 花の開花にあわせて特別公開を行います。 桃山時代に作られた天得院の枯山水庭園は、 東西にのびた長方形の地割に石組みを配し、 美しい杉苔によって一面を覆ってい…
「大茅の輪」は6月24日の13時頃から奉製され、 16時ごろから取り付けられます。 先に周山より刈り出し、 干し上げた茅を青竹に巻き上げた後、 楼門に掲げる作業は、相当な重量です。 そのため天井に滑車を取り付け、 職員が総がかりで一気に引き上げ…
沙羅双樹の寺として知られる妙心寺塔頭の東林院には、 十数本の沙羅双樹からなる「沙羅林」がございます。 梅雨の頃に白い椿のような花を咲かせ、 朝咲くと夕方には散るというというところから 「一日花」とも言われています。 京都市北区・左京区・上京区の…
夏の風物詩、宇治川の鵜飼。 鵜匠と鵜の絶妙な技は格別で、川面に吹くさわやかな風が、 まるでいにしえ人になったように錯覚させてくれます。 二人の女性鵜匠を中心にした、 手綱さばきも鮮やかな匠の技を堪能してはいかがでしょうか。 京都市北区・左京区・…
三室戸寺では、あじさい園開園の期間中、 週末に限ってライトアップを行います。 晴天にも雨天にも映えるあじさいの花だが、 夕闇が濃くなる中、ライトに浮かび上がる様子は、 日中とは異なる、幻想的な趣きがございます。 京都市北区・左京区・上京区の不動…