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みつけられないスズメ。

3月5日、今日の京都市左京区は晴れているのに雨が降ったり変なお天気でした。

お隣のかごの屋さんの敷地に、ガレージと歩道との境い目に、
高さ3メートルぐらいの木が2本植えられています。
数日前のポカポカした日にその横を通ったとき、
葉の茂みからチュンチュンチュンチュンと何羽もの鳥の鳴き声がしていました。
下から覗いても姿が見えないけど、おそらく、スズメ。
しばらく見てたけど、結局1羽も見つけられませんでした。そんなに大きな木じゃないのに。

スズメの隠れっぷりに感心した出来事だったワケだけど・・・

スズメがこんなにも人を警戒するのには理由がありました。

昔からスズメは害虫も食べてくれますが、米・栗・麦などの穀物を食べる害鳥として駆除されてきました。

かつては、ねぐらになっている藪の周囲に大型の網(袋網という)を張り、
勢子とよばれる役割のものが、音を立てたり藪を棒などで叩いて網に追い込む猟法が行われていました。

この猟法は大量捕獲が可能なので「地獄網」とも呼ばれていましたが、

現在ではこのような猟法は禁止されていて、
スズメが集まるところに網を立てておいてスズメが来たら網を倒して採る
「むそう網」という方法で行われているそうです。

そのような歴史があるものだから、そのDNAが引き継がれ、人間に対して警戒を怠らないんだそうです。

今でも年間200万羽以上が焼き鳥にされているとかで、
庭やベランダで餌をやったくらいで警戒心を解かないのは当然のことなのだとか。
人間に必要以上に近づかなくても、パンくず、生ゴミ、花びらなど
なんでも食べる雑食だから食べるものには困らないのだそうです。

ちなみに、こんなにスズメは街中にたくさんいるのに、なぜ死骸をほとんど見かけないかというと、

群れていても、その分布は家が建て込んで
いる地域で7軒に1軒程度のもので、
そこから計算すると、これらの家にスズメの死骸が落ちるのは9年に1回あるかないかの確率だそうです。

死骸が落ちたとしても、カラスやネコがすぐに持ち去るので、人の目には触れない、
というわけなのです。


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