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ゆとり


1月28日、今日の京都市左京区は曇り。

今日もちらほらと雪が降っていました。

 

そんな寒い中、公園に入って行く3人の男の子。中1ぐらいかな?

公園のすぐ近くに住んでいるのか、
たった今暖かい家から出てきたのかと思うような薄着です。

ジーパンに英字がプリントされたテロテロの長袖Tシャツ。

インナーに極暖のヒートテックでも着ているのか?

 

おもむろにジャンケンをし、2人が別方向に逃げ、1人が追いかけだしました。

鬼ごっこのようです。

 

懐かしいです。

 

昔はしょっちゅう鬼ごっこやドロジュン(泥棒と巡査)をして走り回っていましたが、

今は「誰かに追いかけられて逃げる」なんて
「精神的」にも「体力的」にもシンドイこと、絶対お断りです。

逃げなければならない意味がわからない。

追いかける意味もわからない。

 

とはいえ、ひと気の無い公園を楽しそうに逃げ回り走り回る姿には、元気を貰いました。

 

鬼ごっこは、世界中でもっとも親しまれている遊びの1つで、

この遊びが存在しない国はないといわれています。

 

また、鬼ごっこは、どこか1つの地域から伝わったのではなく、
自然に生じた遊びだと考えられています。

 

このことを人類学研究では、

「ヒトはもともと子どものときに鬼ごっこをする動物だから」
という仮説をたてて説明しています。

 

嵐山の猿山のニホンザルのコドモたちは、
ひとつの物を持ち手を交代しながら遊ぶ「枝引きずり遊び」をします。


「物の持ち手は逃げ、その他の持たない方は追いかける。物を奪ったら逃げ手になる」
といった「鬼ごっこの原形」のような遊びです。

 

このことから、枝引きずり遊びのような遊びは、
ヒトとニホンザルの共通祖先以前にまで遡れるほど古いと考えられていて、

ヒトという種が起源してからは様々なヴァリエーションを生じ、
鬼ごっことして現在の世界的分布を保っていると考えられているのだそうです。

 

しかし、この枝引きずり遊び。

 

嵐山の猿山の子猿のように餌付けされて
「ゆとり」のある種類だけにしか見られないそうで、
野生で見たという報告はされていないのだそうです。

 

「ゆとり」か・・・。

 

今日は公園で鬼ごっこをしている子を久しぶりに見ました。

 

 


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