京都 東本願寺の□□
今日は、雨じゃないから髪の毛大丈夫♪( ´▽`)
と、次女が嬉しそうに大学に向かいました。
「大丈夫」に仕上がる前に、髪の毛にしていたことは、
ドライヤーとヘアアイロン。
このヘアアイロンってやつ、
うっかりどこかの皮膚に触れたら、
そりゃもう熱くって痛くってヒリヒリするのに、
多少傷むとかはあるけれど、
このかなりの高温にも屈しない髪の毛ってやつの頑丈さには、
畏敬の念を抱きます。
なんでも、1本の毛は100gの重さに耐えることが出来、
頭髪全体では、12トンの重さを支えることができるとか。
12トンって・・・なに?
調べたら、セイウチの平均体重がちょうど1.2トンでした。
ということは、セイウチ10頭分を、頭髪全体で引っ張る感じ??
いやいやいやむりむりむり。
しかし、
昔の人も髪の毛が頑丈だってことは、よく知っていたようで、
明治初期に行われた、京都の東本願寺の建築工事では、
「毛綱(けづな)」が使われたのだそうです。
幕末の戦火で失った御影堂と阿弥陀堂の再建時、
巨大な木材の搬出・運搬の際に、
引き綱が切れるなどの運搬中の事故が相次ぎ、
より強い引き綱を必要としました。
そこで、信者の女性が寄進した髪の毛と麻を撚り合わせて編んだ「毛綱」
を使うことにより、重い建材を運搬移動させることに成功したのだそうです。
全国各地からは、全部で53本もの「毛綱」が寄進され、
最も大きいものは長さ110m、太さ40cm、重さ約1tにも及んだといいます。
綱引きの綱の超でっかい版の黒みがかった版って感じの
大きくトグロ状に巻かれた「毛綱」が、
現在、東本願寺に展示されています。
「毛綱」と似た「髪綱」というのもあります。
「髪綱」は、船の錨綱やかかり綱として使われたのですが、
髪は引張力には強いのに水気にはとことん弱い。
水際で使用した場合、簡単に切れてほぐれて広がってしまうのだそうです。
( ゚Д゚) …水際に広がる長い髪の毛…
ホラーのためか、こちらはあまり定着しなかったようです。
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