カラオケに行く者たち
なのに、風が強く吹く肌寒い1日でした。
夜8時38分に四条河原町に着くから迎えに来て〜、と、
会社の研修帰りの長女に呼ばれました。
少し早く着いてしまい、のんびり道行く人を見ていると、
カラオケの案内係という札を首から下げた兄ちゃんの後ろから、
爺さまと婆さま7人ぐらいのグループが、ついて歩いてくる姿が見えました。
黄色いジャンパーを着た背の高い兄ちゃんの後ろに
くっつくように歩く少し腰の曲がった背の低い爺さまたち。
その後ろ姿を見失わないように、これまたくっついて歩く背の低い婆さまたち。
人混みをよけながらバダバタと歩くそのさまは、どこかカルガモを連想させました。
カラオケに行くのか?
うぉー、入って行ったよ!
先頭を行く兄ちゃんを抜かさんばかりの勢いの1人の爺さまの左手には、
おそらく、この兄ちゃんから受け取ったここのカラオケ店の割引券であろう紙が
握りしめられていて、早くも受付の人に渡さんと、高く掲げられていました。
キャッチに連れられて?
爺さま婆さまたちが?
キャッチとは、若い子たちばかりを狙っていて、
しかし彼女らからことごとく無視されまくっているものだとばかり思っていました。
なるほど。
世代を問わないカラオケ。
そのキャッチの対象は広いようです。
皆で楽しくご飯を食べて飲んでほろ酔い気分で、
店を出たもののまだ解散するには少し物足りなく寂しく、
さぁこれからどうしようか、と悩む年配の者たちは、
案外、
カラオケのキャッチの人たちにとって、
いい穴場な気がしました。
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