よし、京都に行こう!

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少し肌寒い一日|左京区


5月16日、今日の京都市左京区は曇り。

なんだか肌寒く感じる一日でした。

 


上に一枚 羽織って・・・

 


こういう時、人間って、ラクというかなんというか・・・

サッと羽織ればいいので、寒さ対策も簡単です。

ほかの動物だと、そうはいきません。

 


寒い時、猫はこたつで丸くなる〜♪

とあるように、猫は自分で自分を温めるための行動をとります。

 


吹雪の中、たくさんのペンギンがおしくらまんじゅうのように
ギュッと集まって寒さを凌いでる姿をテレビで見たことがあります。

極寒の地で生き抜くには、体温をいかに逃がさないかが大切ですもんね。

 


セイウチなどの海生哺乳類の多くは皮下に分厚い脂肪を蓄えて、
熱を外に逃がさないようにしています。

海に入ると浮力が受けられるので、分厚い脂肪がついていても素早く動くことができます。

 


しかし陸上に暮らす動物は、そうはいきません。
身に付けることができる脂肪には限界があります。

 


そこで陸上の動物の多くは空気を抱き込むことができる体毛を生やすことで
体温を逃がさないようにしているそうです。

毛皮の中にある空気が断熱材の役割を果たしてくれるのですね。

 


同じ種であっても、温暖な地域に暮らすものよりも、
寒冷な地域に暮らすものの方が体毛が長くなる傾向があるそうです。

 


例えば、同じトラでもインド周辺に分布するベンガルトラよりも、
中国東北部からロシア沿海州にかけて分布するアムールトラの方が体毛が長いそうです。

 


寒い北極圏に暮らすホッキョクグマでは、
体毛自体も体温を保持できるように進化してきました。

実はホッキョクグマの体毛はストロー状になっていて内部に空気が入るので、
断熱性能が高くなっています。

 


しかも、白く見える体毛は実は透明で、
太陽の光を浴びると皮膚にまで光を届けることができるのです。

ストロー状の体毛で一部の光が乱反射することによって白く見えるために気付きにくいのですが、
ホッキョクグマの皮膚は黒く、
皮膚まで届いた太陽光の熱を吸収して体温を保つのに役立てられています。

 


厳しい寒さをしのげるように野生動物は体形をも変化させてきました。

恒温動物では、寒いところに暮らすものほど身体が大きくなる傾向があるそうです。

大きくなればなるほど、体重あたりの体表面は小さくなるので、
それだけ体温が逃げにくくなるというわけです。

 


確かに、熱帯に分布するマレーグマの体長が100~140cmであるのに対して、
ホッキョクグマは180~250cmと大きいです。

大きくなって体温を逃げにくくしているのですね。

 


分厚い脂肪や空気を抱え込む体毛、大きな体格など、
野生動物は、それぞれの防寒の技で厳しい自然界の冬をたくましく生き抜いているのですね。

 


寒い冬、私たちは洋服を重ね着すれば良いだけのはず。

暖房も完備されているのに、
何故つけてしまったのか・・・

 


最近脂肪が邪魔でしょうがない。

 

 

 

 


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葵祭とその起源|左京区

 


5月15日、今日の京都市左京区は曇り。

今日は京都の三大祭の1つの葵祭でした。

 

葵祭の起源は、
まだ都が平安京にうつされる200年以上も前の567年のこと。

聖徳太子のおじいさんにあたる欽明天皇天皇だった頃、

国内では風雨がなかなか収まらず、五穀が実らず、
飢饉や疫病に見まわれ、民は苦しみました。

 


朝廷でその原因を占ったところ、山城の国にいらっしゃる賀茂の神の怒りと分かり、
4月吉日に天皇が勅使を遣わして、馬に鈴をつけ、人に猪の頭を被せて走らせ、
祭りを行い、神をなだめたところ、ようやく風も雨も治まりました。

それ以来この祭りを行ったのが賀茂祭葵祭)の起源であると伝えられています。

 


加茂祭(葵祭)は、819年には国家的行事になり、

平安時代には隆盛を極め、『源氏物語』など数々の文学作品にも登場します。
しかし室町時代中期頃から次第に衰退し、応仁の乱以降長い間中断しました。

その後中断と復興を繰り返し、現在のようなお祭りになったといいます。

 


歩く王朝絵巻とも言われるこの行列は、
総長約1㎞と、とても長いです。

 


その行列が、
京都御所を午前10時半に出発し下鴨神社に着くのは午前11時40分。

下鴨神社で儀式を執り行った後、午後2時20分に出発、午後3時30分に上賀茂神社に到着します。

 


移動距離約8㎞(実測7.5㎞)を2時間20分かけて歩くというわけです。

計算してみると分速約54mとなりました。

 


不動産の徒歩表示は、分速80mが基準となっているので、

かなりゆ〜っくりの〜んびりと歩いていることになりますね。

 


例えば、河原町今出川の交差点は、約30分かけて行列は通過します。

その間、ずーっと交通規制されているのですが、
ずーっと道路が封鎖されるわけではなく、何度か行列が信号待ちをし、
人や車が交差点を横切っていきます。

なんとも可笑しい光景です。

 


これこそ現在の京都ではあるものの、
京都らしい風情を求める方は、
御所か下鴨神社上賀茂神社で見物するといいですね!

 

 

 

 


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母の日!お母さんは大忙し!|左京区

5月14日、今日の京都市左京区は晴れ。

とてもいいお天気でした♪


今日は母の日。

おかあさまとのお食事会でしょうか?

お隣の『かごの屋』さんの駐車場から、
おばあちゃんやお孫さんたちの賑やかな声が聞こえてきます。

 


今日も北大路通りのツバメのヒナたちは、元気にピーピーと鳴いていました。

先日見たときよりも、首がしっかりとして、目もぱっちり開いていました。

ツバメのお母さんは、大忙しの子育て真っ最中。
母の日だなんて、言ってられない様子です。

 


子供の頃の疑問は

「なぜツバメは南の国に帰るか?」

「どうしてわざわざ春に日本にやってくるんだろ?」でした。

移動には、死の危険も伴うので、
あたたかい南の国での〜んびりとしていたらいいのに、と。

 


あるとき見ていた動物番組で、
ヌーが大陸やワニがいる危険な川を大移動していました。

理由は「エサを求めて」でした。

木の葉を食べるキリンと違い、草を食べるヌーやシマウマは、
雨季に生えた草が乾季にどんどん枯れていくので、
すこしでも青い草が生えている方へと移動するのだそうです。

 


ヌーの件には納得だったけど、
南の国なのにツバメのエサがなくなるの?

なぜ春になるとツバメが来るの?

 


その答えは、

 


「豊かな土壌を持つ地域では、春になると大量の虫が発生するから」でした。

 


日本のような寒い地域では微生物の活動が活発ではないので、
秋に散った落ち葉はなかなか分解されません。

分解されずに地表に積もった有機物は、肥沃な土壌を形成します。

そして冬の間は有機物はますます分解されず保存され、
長い冬が終わり春がやってくると
冬の間保存されていた地表の有機物は豊かな栄養源となり、大量の虫を発生させます。

 

 
一方、ツバメの居る暑い環境では、
落ち葉はあっという間に微生物によって分解されてしまいます。
土になる前に全て分解されてしまうのです。
 

 

なんと、ツバメは、
その繁殖のためにエサとなる虫を求めて、北へとやってきていたのです。


そして、気温が下がり虫が少なくなってくると、
また、より虫の多い南へと移動するのだそうです。

 


「エサを求めて」すなわち生きるため、

種の保存、繁殖のために、

ツバメは遠い距離を飛んで、春になるとはるばる日本までやってきていたのですね。

 

 


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