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実るほど頭を垂れる稲穂かな

9月28日、今日の京都市左京区は爽やかな秋晴れです。

 

車を走らせていると、ところどころで黄金色に輝く田んぼを目にします。

もう、すっかりと成長して、重く実った穂を垂れています。

 

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」


みのるほどこうべをたれるいなほかな

 

稲が成長すると、実の重みで頭(穂先)
の部分が垂れ下がってくることから、

徳のある立派に成長した人間ほど謙虚な姿勢である。というたとえで、
有名な諺です。

 

近所に、今はもう亡くなられましたが、
皆が口を揃えて、この諺を使って褒めるオジサマがいらっしゃいました。

 

まだまだ虚勢を張ることに必死だった若い頃は、
この、虚勢(実力がないのに、上辺だけの威勢を示す。 からいばりする)
とは対極にある行動ができる人のことが不思議でなりませんでした。


頭を下げれる人は、へりくだれる人なのかと思っていました。

 


立派な肩書きはあるのに威張り散らしていたり、
威張り散らさないまでも何処か偉そうな人は、よくいます。


めはしがきき、頭を下げるコツを知っている人もいます。

 


立派な稲穂は頭を下げることが出来ます。

 

立派な稲穂に見えても、「実」がスカスカのお米では、
穂が垂れるほどの重みがなく、頭を下げないのではなく、
下げることが出来ないのです。

 

若い緑色の苗の時は、
まっすぐに上へ上へとグングン成長し、
強い雨風や日照りや寒冷に負けないためにも、
むしろグイグイと生きていかなければなりません。

 

若い時から謙虚に生きていく必要はないのです。

 

年齢とともに経験を重ね、人の痛みに気づき、器が広がれば、
自ずと謙虚になる、
というか、
威張る必要がなくなってくるのです。

 

頭も下げるのではなく、

中身が重いから、自ずと下がるのです。

 


今は亡くなられたそのステキなオジサマ・・・

 

若い頃は、そりゃもうヤンチャだったらしいです♪

 

 

 


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