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雪だるま


1月15日、今日の京都市左京区は晴れ時々曇り。

 

日中は、おひさまが輝き、青空が広がり、気持ちのいいお天気でした。

 

青伸ホーム界隈の雪は、すっかり消え失せていたので、
私も、雪が降ったことなどすっかり忘れていました。

 

今日は、青山社長のお供で岩倉方面へ。

 

大通り以外の道には雪が残り、其処此処に、少しとけた雪だるまを発見しました。

 

見慣れた形の雪だるま。

 

この形に見慣れていると、

なんで外国の雪だるまは三段式なんだろう?

高身長の人が多いから?

鼻が人参なのも鼻が高い人が多いから?

なんて思ったりしてたのですが、

 

この雪だるまはスノーマンで、

上から、頭、胴、そして3つ目のまん丸な雪玉は、足だったのです。

 

欧米には地べたに座る習慣がないから、
必然的に三段式の雪だるまになったというわけです。

 

なるほど。

 

じゃあ、なんで日本の雪だるまには足がないの???

 

それは、名前のとおり、座禅を組む達磨をモデルにしているからだそうです。

 

達磨(だるま、ボーディダルマ)は、インドで生まれ、
禅宗の開祖とされている人物です。

壁に向かって9年坐禅を続けたという「面壁九年」という伝説を残している人で、
長い間座禅を組んでいたために、手足が萎えて腐ってしまったという…。

 

この伝説にちなんでダルマには手足が無く、
日本の雪だるまには足が無いのだそうです。

 

そもそも江戸時代の雪だるまは、朝起きてきた子供達を驚かすために、
大人がつくるものだったそうです。

 

驚く?

喜ぶの間違いでは?

 

なんと、江戸時代の雪だるまは、

本物のアノ縁起物のダルマの姿をしていて、

それも人間の背丈ほどもあり、

ヒゲが描かれたりして、

かわいいとは程遠いシロモノだったそうです。

 

雪だるまが、可愛く進化してくれてよかったよ。

 

ダルマ姿の雪だるまが其処此処にあったら、そりゃ怖い。

 


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