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どう生きるか。


12月15日、今日の京都市左京区は晴れ時々曇り。

昨日より少し寒さが和らぎ、掃除中の換気が、ひんやりと気持ちのいい朝でした。

 

小学校2年生のお孫さんを持つおばあちゃまの悩み話。

 

12月も半ばになり、今年度に学習した漢字のまとめテストで、

今まで覚えてたはずの漢字が書けずに、

お孫さんが多くのペケを貰ってきたとのこと。

どうしても思い出せなくってペケが付くことは、
漢字のテストなんかでは、よくあること。

 

でも、

その子の答え方、考え方が、おばあちゃまを不安にさせた。

 


「もう授業で終わったやつやし、忘れてもいいやろー?」

 


この発言、

他人からすると、子供の勘違い発想で、

「いやいや、要るし。笑」

と返し、笑い話で終わりそうなものである。

 

しかし、お孫さんの性格やら何やら熟知しているおばあちゃまからすると、

この子のこの発言は、

 

「使い捨て発想」であり、

「その場限り」

「今をクリアしたらなんとかなる」

 

といった、

なんでも使い捨てが当たり前になっている

現代の日本人の考え方を顕し、

 

小学2年生でありながら、
既にその場凌ぎの生き方をすることが身についてしまっていること、

そのことにおばあちゃまは恐怖すら覚えられたのです。

 

別にこの子は、新しい漢字を習ったときは一生懸命頑張っていたのです。

宿題も出るし、習ってすぐの小テストの点数もとらないといけない。

 

ただ、もう終わったと思って、忘れてしまったのです。

 

私は、最近の子供たちは、ある意味すごく真面目だと思っています。

ほとんどの子が大学受験への勉強もすごく頑張ります。

 

でも、その頑張りが、どこか「もぐらたたき」のように見えるのです。

目の前のもぐらを叩くことに必死だけど、ゲームオーバーになれば終わり。

そんな感じに見えます。

 

せっかく頑張れるチカラが有るのだから、
もっと有効利用すればいいのに、と思います。

 

人生の目標を持っている子は、
そのチカラを使って上手く生きれているように見えます。

 

大人が、学校が、

子供たちに「どう生きるか」「人生で何が大切か」
ということを教えることができたらいいのだけど、


今を生きる我々大人も、どこか追われるように必死に生きているところもあり、

子供たちに教えるほどには、まだ成長していない段階なのかもしれません。

 


当の小学2年生のお孫さんは、

「漢字は一生必要やで!」とおばあちゃまに言われ、

「はーい( ̄ー ̄)」と返事していたけれど、

 

はてさて、この子に、どれだけのことが伝わったのでしょうか?

 

私も、まずは、一番身近な我が子と、

「もぐらたたき」で培ったスキルを活かし、
どう生きるかを、一緒に模索していきたいと思っています。

 
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