本をパッと開いたところに、
そこに知りたい答え、今の自分へのメッセージが書かれている。
そんな本の読み方があると聞いたことがあります。
だから、格言や名言など、
心に響く言葉が書いてある本を手に取ったとき、
ちょっとやってみてー、と、家族にもやってもらいます。
これが案外、グサッとくる言葉だったり、
その時に欲していたアドバイスだったりするものだから、
みんな何やら念じるというか、集中して、
ここだっ!と思うページを開きます。
今回私が手に取ったと本は、
世界の絶景を背景に、心に響く名言が書かれた本です。
なんとなく自分は忙しい。
忙しいからしょうがない。
少しの諦めと、多くの言い訳をしていたわたしが開いたページは、
茨木のり子さんの詩でした。
『自分の感受性くらい』
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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