2014-01-01から1年間の記事一覧
亀岡祭は亀岡市上矢田町の鍬山神社の例祭です。 大堰川の氾濫による水害封じを祈願するために始まり、 各山鉾町の町衆たちの手により受け継がれてきました。 別名「丹波の祇園祭」ともよばれています。 期間中、鉾町はお囃子の音とともに祭ムードに包まれま…
時代祭は、 平安神宮の創建と平安遷都1100年祭を奉祝する行事として、 1895年(明治28年)に始まった行事です。 現在では祇園祭、葵祭とともに 京都三大祭の一つに数えられています。 時代祭の特色は、 何といっても時代風俗行列が行われることです。 時代風俗…
平安時代中期、 世の中の平安を願った朱雀天皇が御所に祀っていた 由岐明神を北方の鞍馬に遷宮し、北の鎮めとした。 遷宮の際の行列は、 松明や神道具などを携えて約1キロ続いた。 これに感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と儀式を 後世に残そうと伝え守っ…
宝鏡寺では皇女方が入寺されていたことから 御所より人形が贈られ、 由緒ある人形を数多く保存しています。 昭和32年の秋より人形展が始まりました。 その後関係者によって年1回、 秋に人形供養祭が営まれることとなりました。 人形塚も建立され、今では人形…
野宮は、かつて天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする 斎王が伊勢に下向する前に身を清めたところです。 斎宮行列では、 かつて平安京から伊勢神宮まで向った斎宮の行列を 再現したものです。 行列には地元の女性から選ばれた斎宮代をはじめ、 官人、官女など華…
平安時代の末から盛大に行われていた歴史ある祭礼。 本殿での祭典ののち、 重さ1.5トン近くある3基の豪華な神輿の渡御が始まり、 氏子区域を練り歩きます。 夕刻、提灯と松明(たいまつ)の明かりの中、 神社に神輿が還御する様子は壮観です。 江戸時代には、…
【 戦国の歴史ロマンにあふれる信長の菩提寺 】 織田信長の菩提を弔うため、秀吉が創建しました。 開祖である古渓和尚は千利休参禅の師です。 信長以下、織田家の墓が建ち並び、 戦国武将の生涯を偲ばせる。 重要文化財の信長公座像は、 本堂に安置される高…
【 桃山文化が今にいきる京のかくれた紅葉寺 】 天文21年織田信長が父・信秀の追善菩提のために 小庵を建立されたことに始まります。 本堂・庫裡・唐門は重要文化財に指定されています。 中でも庫裡は日本の禅宗寺院において現存する 最古のものです。 修復…
【 戦国武将の縁を伝える前田家の菩提寺 】 本堂・表門・唐門は室町期創建の禅宗建築の代表作です。 方丈庭園は桃山風の豪放な石組みで、 理想の蓬莱世界を表現しています。 能登の畠山氏が創建し、後に前田利家公が修復。 以来、前田家の菩提寺となっていま…
羅の樹の庭で知られる妙心寺塔頭、東林院。 秋の行事として恒例になった 「梵燈のあかりに親しむ会」が今年も行われます。 手づくりの瓦製梵燈や、 古瓦のうえに約400本のろうそくが灯ります。 照明器具を使用した派手な明るさではないが、 静かに揺らめ…
御香宮神社は伏見の総氏神であることから 「伏見祭」とも呼ばれる洛南の大祭です。 ちびっこ相撲大会や花傘総参宮などで盛り上がる 初日の「オイデマツリ」からはじまり、 祭礼期間中は境内の能舞台で奉納行事が行わます。 8日目には「オクライモライ」があ…
正式名称は、東山慈照寺といいます。 相国寺の山外塔頭寺院のひとつである銀閣寺の特別拝観。 室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された 山荘東山殿を起原とし、義政の没後、 臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで 慈照寺と名付けられました。…
庭園は天龍寺開山夢窓国師の法孫である 策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに取り入れた 回遊式山水庭園の特別公開致します。 江戸時代の京都の名所名園案内記と称すべき 『都林泉名勝図会』にも掲載された名園です。 この庭園の大きな石は「獅子岩」と名づけら…
枯山水庭園「虎嘯の庭」、竹内栖鳳とその一門など 文化勲章受章者の日本画等を公開します。 本堂の柱に残る幕末の刀傷も見所のひとつです。 さらに毘沙門天立像も公開されます。 また、 予約制で団体のみ法話を聞くことも出来ます。 京都市北区・左京区・上…
京都の秋の祭の中でも最も早い天神さんのお祭です。 ずいき祭の名の由来は里芋の茎である 「芋苗英(いもずいき)」で御神輿の屋根を葺くことから きています。 このほか御輿各部が穀物や蔬菜・湯葉・麩などの 乾物類で装飾され、 新穀で作られた人物花鳥獣類…
大徳寺塔頭寺院。 作庭家、建築家、そして茶人としても 有名小堀遠州が建立した寺院です。 建物は重要文化財に指定されており、 その中でも茶室「忘筌」は建築、 茶の湯を知るものなら一度は訪れたい 聖地とも呼ばれています。 通常の概念とは異なる忘筌の独…
平安時代中期、 世の中の平安を願った朱雀天皇が御所に祀っていた 由岐明神を北方の鞍馬に遷宮し、北の鎮めとした。 遷宮の際の行列は、 松明や神道具などを携えて約1キロ続いました。 これに感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と 儀式を後世に残そうと伝え…
平岡八幡宮は、 弘法大師により創建された山城国最古の八幡宮。 本殿の内陣天井に描かれた花の天井は、 極彩花絵で44面。 拝観希望の旨を伝えると、 宮司さんが自ら解説してくれます。 例年11月からは徐々に境内のもみじが見ごろになり、 多くの人が紅葉を見…
約4.5ヘクタールに植えられた、 20品種800万本のコスモスが咲き競い、 一面を彩る景勝地を作りだす。 早咲きの品種もあるので、 期間の初めにも楽しむことが出来ます。 また、 よく目にするセンセーションのほかにも、 「イエローキャンパス」「オレ…
毎月25日の行われ、大勢の参拝者で賑わう天神さん。 通常、この日に限り宝物殿が公開され、 夜には境内がライトアップされる。 市には骨董やアンティークのきものを扱う店も多く、 早朝から夕刻まで大勢の人で賑わう。 京都市北区・左京区・上京区の不動産の…
鳥羽伏見の戦いで薩摩軍の屯所にもなった御香宮。 この能舞台で行われる能・仕舞・狂言で、 古くより人々に親しまれている催事です。 豊臣秀吉が伏見城の守り神とした御香宮は、 桃山期の特色を残した表門や本殿が有名です。 京都市北区・左京区・上京区の不…
女性の髪を美しく飾る櫛に感謝し、 供養する京都らしいお祭です。 13時から櫛供養が、14時からは女性たちにより、 時代風俗行列が祇園界わいを練り歩きます。 古代から現代にいたる各時代の髪型・衣装を まとった様子は大変華やかです。 京都市北区・左…
大徳寺とは臨済宗大徳寺派大本山です。 鎌倉時代末期に開創され応仁の乱で荒廃したが、 一休和尚が復興しました。 桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、 信長の菩提を弔うために総見院を建立したことから、 それを契機に大徳寺に寺院を建立する事が…
梨木神社は萩の宮ともいわれ、 京都を代表する萩の名所として知られています。 その名にふさわしく境内には約500株の可憐な萩が 植えられており、 季節になると一面に咲いて境内を彩ります。 萩が盛りを迎えるこの時期に合わせて行われる 萩まつりでは、通常…
銀閣寺の本堂と国宝・東求堂、弄清亭が一般公開されます。 本堂には、本尊の釈迦牟尼仏が安置されており、 池大雅と与謝蕪村の襖絵を見ることが出来ます。 東求堂では、茶室の源流といわれる四畳半書院 「同仁斎」の文房具等書院飾りの再現をはじめ、 義政公…
「スピリチュアル・ミニマリズム」を唱え、 東洋美術の伝統から多くを吸収し、 自身の画風にも取り入れたバーゼル出身のスイス人画家、 シュテファン・シュピーヘルの日本初個展が、 白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUMの こけら落し記念として開催されます。 「…
三千院門主が密教の修法をし、 僧侶が仏教音楽の声明を唱えて諸尊諸仏を 讃歎して供養します。 特に曼荼羅供法要での声明は、 “天台声明の華”と呼ばれるほど華やかな趣きがあることで知られ、 3年を一周期として 「胎蔵界」「金剛界」「合行」の法要が営まれ…
京都府立植物園会館の1階展示室で、 第53回目となる「植物作品展」が行われます。 児童生徒による植物の標本や研究作品などが 展示されています。 総面積が約24万平方mもある京都府立植物園の、 南半分には熱帯植物が観賞できる観覧温室や バラを中心とした…
昭和56年、 神苑内に平安時代の庭園の特色である 野筋と遣水を中心に作庭された 「平安の苑」開設日を記念し、 1日無料で公開されます。 庭園には、日本古来の植物200種余りが植栽されており、 例年この時期にはハギやフジバカマなどの秋の 七草が見頃を迎…
【 義経祭 】 幼少時代に鞍馬山で修行した平安時代末期の 武将、源義経を偲び、 その業績を讃える「義経祭」が鞍馬寺で行われます。 鞍馬寺は謡曲「鞍馬天狗」や「源氏物語」、 牛若丸の伝説でも知られる古刹です。 法要の後は、本殿前で武道の奉納などが催…