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〇〇の手も借りたい

10月5日、今日の京都市左京区は晴れ。爽やかで気持ちのいいお天気です。

2年前の夏に青伸ホームの庭から脱走して居なくなってしまった二匹の亀。

その後釜に鎮座?しているのが、今の二匹の亀。

その亀のうちの一匹が、先日またもや脱走。

初代の亀たちと同様に、かぶせてあるスダレをうまく利用して脱出を成し遂げました。

ただ今回は、2日後に庭の真ん中で見つかる、というか、
むしろ戻ろうとして歩んでいたのでは??と、思わせるようなコースで見つかったのですが・・・

こんな脱出の話、いや、脱獄の話はご存知ですか???

これは、2012年12月31日、ブラジル北東部アラゴアス州のアラピラカ刑務所でのお話。

胴体に携帯電話や携帯電話の充電器、イヤホン、
メモリーカード、ドリルの刃などを粘着テープで巻き付けた猫が
正門を渡ってきたところを看守に見つかって捕まりました。

猫が脱獄してきたわけではなく、
誰かが受刑者の脱走を手助けしようとしたのです。

しかし、猫は喋ってくれないので、誰が猫の手を借りようとしていたかはわからず、
この刑務所にいた約260人の受刑者全員が取り調べを受けたといいます。

ブラジルの刑務所では2006年、約40人が地下トンネルを掘って脱走しました。

2007年には受刑者グループ同士の対立で20人以上が死亡する事件が発生しています。

また2009年には、看守が2回にわたって、小さな袋を結びつけられた伝書鳩、計2羽が、
刑務所内に向かって飛んでいくのを発見。
ハトを捕まえたところ、袋の中には、それぞれ携帯電話と充電器が入っていたとのこと。
受刑者が伝書鳩を使って携帯電話を入手しようと企てていたのですね。

しかし、前述のあの猫。
受刑者の飼い猫だったのでしょうか???
それとも、誰かから見知らぬ受刑者へのお年玉だったのでしょうか???

ちなみに猫は、健康状態を調べるために関係施設に送られたそうですよ。

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