ミライの授業
今年2日目の事務仕事。
なにかと書かされる「平成30年」という文字。
滑らかに「29」と書き、
ぎこちなく「30」と書き直す。
「平成生まれ」だとちやほやされた赤児たちも、すでに30歳。
あの時、その試合に参戦する資格が無いかのような置いてきぼり感を感じた
「昭和生まれ」も、プラス30、トシくった。
生まれて来た我が子たちの「平成」という年号は、
「新鮮」で「違和感」があり、
なんだか自分との「歳の差」以上の「何か輝かしいモノ」すら感じた。
今、机の右端に『ミライの授業』という本が置いてある。
お正月休みに母がくれた本だ。
テレビで紹介されていたらしく、本屋で取り寄せ、読んでみたら感動したそうで、
私にそして孫に薦めるべくもう一冊取り寄せ購入、手渡された次第だ。
この本は、
「14歳に向けた冒険の書であり、大人たちが知るべき教養の書である」とのこと。
まだ途中までしか読んでないが、
なぜ学校に行かないといけないのか?や
なぜ社会に出てなんの役にも立たない理科や数学を学ぶのか?という、
子どもに質問されたら答えにくいことが、とてもわかりやすく説明してある。
「14歳のきみたちへ」と書かれた冒頭には、
『きみたちは、未来に生きている。
そして大人たちは、過去を引きずって生きている。
きみたちは未来の住人であり、大人たちは過去の住人なのだ。』
と書かれていた。
ガツンときた。
考えさせられた。
私も、引きずっちまってるのか?過去を。
本書の最後には、
『14歳のきみたちには、未来がある。可能性がある。
そしてかつて14歳だった大人たちには、知識がある。経験がある。
もう一度人生を選びなおすだけの、時間も残されている。』
ともある。
まずは続きを読んでみよう。
そして娘たちに手渡そう。
新年早々、良書に出合えたのかもしれない。
感謝。
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