山鉾の「辻回し」と〇〇の「辻回し」|京都市
7月17日、今日の京都市左京区は、雨のち曇り時々晴れたり雨降ったり・・・
不安定なお天気でした。
山鉾を90度に向きを変えることを、「辻回し」と言います。
ハンドルがついているわけではないので、まっすぐに進めることしかできない鉾を、
巡礼では、90度のカーブをいくつも曲がらないといけません。
重量は12tにも及ぶものもあり、そんな山鉾を回すのは大変です。
向きを変える方法は、交差点に差し掛かったら一度止まり、
「ささら」と呼ばれる竹を車輪の下にくるように敷きます。
そしてその上から、水をまきます。
竹を敷いて水をかけることにより、車輪を滑らせて向きを変えます。
交差点で、このようなことを3回ほど繰り返すことによって、
やっと90度向きを変えることが出来ます。
巨大な鉾が、町衆の掛け声とともに方向転換するさまは、豪快です。
前祭の山鉾巡行は、
「四条烏丸」→「河原町四条」→「河原町御池」→「新町御池」の順で行われます。
辻回しが行われる交差点には、多くの人が、朝から場所取りをしています。
辻回しがうまく決まるとすごい歓声に包まれます。
たまには失敗もあるようですが、失笑の後には大きな歓声です。
実は、もう一つの辻回しを楽しみにしている人も居るとか居ないとか・・・
それは、四条通沿いの巡行ルートにあたる信号機です。
車道に突き出した信号機は、
高さ25メートルある鉾が通れるように歩道側に折りたたまれていました。
巡行が終わると、信号機も90度回して、元の位置に戻されます。
こちらはクレーンのついたトラックに人が乗って、元に戻すのですが、
山鉾よりもスムースに回る信号機の辻回しに、大きな歓声が上がります。(笑)
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