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いにしへの 奈良の都の 八重桜|左京区

 

 


4月29日、今日の京都市左京区は、曇っているなぁと思っていたら、
急に雷鳴と北からの突風が吹き荒れてきました。

二階の窓を閉めに行くと、北大路通りには、
強風に煽られながらも雨が降る前に目的地に着こうと道を急ぐ人々の姿がありました。

外から帰社した青山社長の車が、
強風と雨が運んでくれた何枚もの薄桃色の花びらで、
可愛くデコレーションされていました。

なんの花びらなんだろ?
少し大きめの花びらです。
この時期の開花を考えると、八重桜かな?

子供の頃、八重桜には8枚の花びらがあるのだと思っていました。
8枚の割に大きな花だなぁ、と思っていたのですが、何枚あるか確認したこともなく、
八重桜とは八重咲き(花びらが重なって咲く花の咲き方のこと)の花の総称だと知ったのは、
この桜の美しさがわかるようになった最近のことです。

その時に、
昔から慣れ親しまれている和歌に詠まれている桜は、
私たちが慣れ親しんでいる桜「ソメイヨシノ」ではなく、
この「八重桜」や「山桜」だと知りました。

また、歴史上もっとも有名なお花見・豊臣秀吉の「醍醐の花見」の桜も、
様々な時代劇の春のシーンを彩る桜も、実は「ソメイヨシノ」ではなかったんだと知りました。

なぜなら、
江戸時代末期に作出された「ソメイヨシノ」が日本全国に植樹されだしたのは、
明治の初め頃だからです。


「いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に にほひぬるかな」

(いにしえの昔の、奈良の都の
八重桜は、今日は九重の宮中で一段と色美しく咲き誇っております。)

これは、八重桜が詠まれた和歌です。

八重桜は、古来多くの和歌の題材とされてきました。
このことから、かつては、「ソメイヨシノ」ではなく「八重桜」が、
春の風物詩だったことが伺えますね〜♪

 

 

 


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アゲハチョウの季節です♪|左京区

 

 


4月28日、今日の京都市左京区は晴れ。
朝、事務仕事をしていると、
庭で金魚や亀に餌をあげていた青山社長に「けいこちーん!」と呼ばれました。
自己紹介が遅れましたが、私、「けいこ」と申しますので、
青山社長からは「けいこちん」と、なぜか「ちん」付けで呼ばれております。
で、カラダと手はそのままに、首を左に90度向けまして、
目を青山社長が指さす方に動かしてみますと、
黄色いアゲハチョウがひらひらひらひら、と、とんでおりました♪
「おぉ・・」
思わず全ての作業をやめ、庭への掃き出し窓へと近づいていました。

久しぶりに見たアゲハチョウは、なんだか少し小ぶりです。
青山社長が、「ここでかえった蝶とちがうか?」と言いました。
「あっ!!」
たしか、『蛹で越冬し、春に現れる第1化の個体は夏に現れる個体よりはるかに小さい。」はず。
もしや・・・

いつの間にか青山社長が、庭にぽろっと落ちていた水色のプラスチックの棒、
おそらく、朝顔の支柱?を手に持っていました。
『何年まえの棒だろう・・・。
まさか子供が学校から持ち帰ってきた朝顔の鉢についていたやつではないよね?
それなら12年前・・・。古っ。まさかね・・。』
なんて頭の片隅で考えながら、青山社長の動きを見守っておりますと、
ブロック塀の支えの裏を覗き、棒で蛹を持ち上げたりしたのでしょう。
「カラッポになってるわ!」とのこと。

『あ、あ、あの子じゃんっ!!』
頭の中とは言え、慌ててしまって、ちょっと感動しちゃって、
関東人でもないのに、「じゃん」と言っている自分がいました。

『オスに比べてメスはやや黄色味を帯びる。』はずなので、女の子かな??
なんて思って見ていると、
「おぉ・・」思ったとおり、
向かって行きました!柑橘類の苗に!
「うぉーっ・・」お尻の先をクイって曲げて、一粒一粒卵を産んでいます!
♪花から花へ〜♪ではなく、
♪苗から苗へ〜♪という感じです!

彼女が塀をひらひらと飛び越えて去って行くまで、
彼女の仕事っぷりを二人で眺めていました。

今日も、青伸ホームには爽やかな風が吹き抜けています。
ほんの数分のことでしたが、気持ちのいい朝の出来事でした♪

 


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品種改良を重ねて…|左京区

 

4月27日、今日の京都市左京区は曇り。
室内にいると少し肌寒く感じるときもありますが、
ここ数ヶ月で随分と暖かくなったものです。
数週間前にやわらかい葉っぱを出し始めた青伸ホームの庭の牡丹に、紫色の花が咲きました。
小さな苗なのに9つも大きな花を咲かせています。
温度調整で品種改良されて「正月牡丹」にならされていたときよりも、多くの花を咲かせています。
やっぱり品種改良は、ストレスだったのでしょうか?

そういえば、私たちが知っている犬のほとんどが品種改良されたものなんですよね。
犬のルーツの元を辿れば野生のオオカミなんですから。
私たち人間は、品種改良されて可愛いくなったワンちゃんたちに癒されているわけなんですが、
その歴史を知ると、なんだか人間の身勝手さを感じてしまいます。

ブルドッグ(Bulldog)は、
18世紀ごろの英国で雄牛(ブル)と犬を戦わせるブルベイティング(bullbaiting)
という見世物が流行し、牛に対抗できる犬として開発された犬の品種の一つだそうです。
品種改良された理由の時点で、既になんとも悲しい話です。
元々は大型で足も長く、顔もあんなに潰れていなかったそうです。
骨格ががっちりして頭が大きくなったために、
出産時に産道をうまく出てこれず窒息死したり母犬が死んでしまう等の危険性がとても高く、
自然分娩はほぼ無理になり、帝王切開での出産しかできなくなってしまったそうです。
また、鼻が異常に潰れていてしわが多いため、体温調節が苦手で、高温に弱い。
下あごが出すぎて噛むことが苦手。
しわによる皮膚病。
呼吸困難、よだれ過多。
などなど、実は問題だらけなのです。

そこで今、本来のブルドッグの姿を取り戻させようという動きがおこり、
すでに、足の長い昔のブルドッグがアメリカで作り出されています。

自然の姿、本来の姿に戻ることは、とても良いような気がしますが、
品種改良の上の品種改良・・・
いったいどこに向かっているのか、
結局人間は何をどうしたいのか、先行きが不安です。

 

 


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