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やっぱり性善説でしょ。

3月18日、今日の京都市左京区は晴れ。
下鴨の疏水の桜が少し咲いていました♪いいお天気です♪

この1ヶ月、娘の子育てのお手伝いに追われバタバタと忙しかったのですが、
そろそろ娘も慣れてきたようで、親子3代、なんとなくリズムが掴めてきたように感じます。

とはいえ、育児は大変。

なぜ人間の育児はこんなに大変なのでしょう???

馬やアザラシなどの高等な哺乳類に比べて、
「人間の赤ちゃんは、1年ほど早く産まれてくる」という説をご存知ですか?

馬や牛の赤ちゃんは生まれて1時間もすると歩行を始めます。

しかし、人間の赤ちゃんは、首も座らず、足も細く短く、人の助けがないと生きていけません。
歩き始めるのは1歳の頃。生まれてから1年ほど経ってはじめて歩けるようになるのです。

これは、人間が二足歩行になったことにより産道が狭くなったことに一因があります。

すべての機能が成熟するまで胎内にいると、大きく発達した脳のせいで産道を通れなくなるので、
頭が通れるギリギリのところかつ自分でおっぱいが飲めるぎりぎりの段階まで胎内で育てて、出産しているのです。


ある偉い先生が
「人間は二足歩行により神経系の高度な発達を実現するのみならず、
言語を得たことにより、複雑な社会システムや文化を発展させてきました。」
「こうした人間世界に適応する上で、母胎内での完成度よりも、
出生後の身体機能・精神機能の伸び代を優先したのが、生理的早産の意味でしょう。」
と、おっしゃっています。

人間の赤ちゃんは未熟なので、おっぱいを飲ませたり、声をかけたり、抱っこをしたりして育てなければいけません。

しかし、その結果として、親子が一緒にいる緊密な時間が生まれ、
言葉や社会性を伝達する期間ができました。

親をはじめとした多くの人々から優しく親切にされることにより、
自分が他人から愛されていることを実感し、自分を好きになり他人を信頼し、
そして他人を愛することの訓練を受けて一人前の社会人として成長していく力を修得していくのだそうです。

多くのことを依存しなければならないこの受け身の1年間で、
親をはじめ他人の言葉や行動を真似して育って生きていきます。

鶯の幼鳥が親鳥の鳴き方を真似るように、ライオンの子が親ライオンの吠え方を真似るように、
人間の子供たちも親の背中を見て育つのです。

この1年間が、将来の人格の土台を築くと言っても過言ではないのです。


生まれて間もない赤ちゃんを見ていると、
「人間の本性は基本的に善であるとする【性善説】」が当然だと思います。

親だけでなく、世の中の大人が世の中の子どもたちを、
責任を持って育てていかないといけないなぁ、とつくづく思います。


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