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タネのカタチ

11月29日、今日の京都市左京区は晴れ。
気持ちのいいお天気で、夕方、まだ西の空が明るいうちから、
東の空では比叡山の横に綺麗な丸いお月様が出ていました。

最近よく「柿」を貰います。

以前誰かが、「柿って英語で何でいうんだろう?」って言って、
「そういえば知らないねー」って話になり、その時みんなで調べたのに、
また忘れてしまっていたので調べました。persimmonパーシモン。そうでした。

とはいえ、このpersimmonは、アメリカ原生の小さな柿の木らしく、
日本の柿は、英名では「Japanese persimmon」になるそうです。

しかし、実はKARAOKEやSUSHIのように、
柿も「KAKI」で通じる英語化された日本語なんですって。知りませんでした。

また、イタリア名では「cachi」、フランス名では「kaki」、
ブラジルでも「caqui」とよばれているそうで、
いずれも「カキ」の発音を残しているので、結構世界中で「KAKI」で通じそうですね。

今日食べた柿は、タネ有りでした。

縦に十字に4分の1に切ると、タネが2つずつ入っています。
コレ、すなわち、1つの柿にタネが8個入っているワケですが、
これは雌しべが8本あることと関係しています。

さて、柿のタネといえば、理科っぽいお話よりもこちらのお話。

ピーナッツが入っている、あの「浪花屋製菓」の「柿の種」のお話です。

実は、あの「柿の種」のカタチは、偶然の産物だったそうですよ。

創業者の奥さんが、あられの型をくりぬくときに使っていた小判型の金型を、
うっかり踏みつぶしてしまったのがそのきっかけとのこと。

きれいな小判型が歪んでしまい、直すこともできず、
仕方なく歪んだ金型をそのまま使用したら、
あの微妙な形のあられが誕生したというわけです。

できあがったあられの形が「柿の種に似ている」と言われたことをヒントに、
大正13年に『柿の種』という名前で売り出してみたら、思わぬヒットとなり、
100年近く続くロングセラー商品となったそうです。


「柿の種」が今や国民のお菓子と言っても過言ではない存在となったのは、

仕方なくだったのか、気にせずか、気にも止めずか、気に入ってだったのかわかりませんが、

歪んだ金型を使い続けた先代の奥様のおかげだったのですね〜。^_^

 


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