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睡蓮

6月12日、今日の京都市左京区は雨。
時折激しく降る雨に、運転していた車は綺麗に洗いあがりました。

青伸ホームの庭では、朝から睡蓮の花が一輪、
水面に美しく咲いていました。

「睡蓮」は、睡眠の「睡」にハスの「蓮」と書きますが、
それは、日中に咲いていた花が午後になり太陽が落ちてくると花を閉じて、
まるで眠っているように見えることから名付けられたものです。

睡蓮といって思い出すものの中に「モネの睡蓮の絵」があります。

睡蓮を題材に描いた一連の油彩絵画は約250枚あるシリーズ作品で、
さまざまな美術館に展示されています。

そんな多くの作品の中で、パリのマルモッタン美術館に所蔵されている作品が、
長年「上下逆さま」に展示されていたことがありました。

その絵は、水面に映る青空と白い雲のコントラストが印象的な絵です。

逆さまだと気づいたのは、
東北大学総長でノーベル物理学賞候補者にもなった日本人の工学者・西澤潤一氏です。

彼は、どうも絵が逆のようだと思ったものの、
専門家が気づかないはずはないと考え美術館を去りましたが、
翌年再びその美術館に行くと同じままだったため、
名刺にその旨を書き、守衛に渡して帰ったのです。

この話はすぐにフランスの新聞『ル・モンド』が取り上げ、
「モネの上下逆展示事件」として話題になりました。

彼が気づいた理由は、葉の形にありました。

モネは睡蓮の丸い葉を描く場合、
近くの葉は縦の幅を長く描きましたが、
遠くの葉は縦の幅が短い楕円形に描いていました。
こうやって遠近感を描いていたのですね。

さて。
そのようなことを踏まえて、
どっちの絵が正しく飾られた絵かわかりますか???

 

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