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ハンカチ

3月23日、今日の京都市左京区は晴れ。

道にハンカチが落ちていました。

中国の古い言い伝えによるとハンカチを贈ることは、
「送巾離根」といい、関係を絶つという意味があるようで、
気にする人は気にするようですが、

中世ヨーロッパでは、「婚約のしるし」として女性から男性へハンカチを贈ったり、
戦さにでかける騎士に“私のかわりにそばにおいて”と恋人の女性が
自分のイニシャル入りのハンカチを贈ったりしました。

18世紀末のヨーロッパでは、
婦人たちは贅沢品であるレースのハンカチを「美しさの象徴」として重宝していて、
位の高い貴族の女性になると、数千枚ものハンカチをコレクションする人もいたほどです。
刺繍や宝石など煌びやかに飾り付け、美しさを競い合い、
しまいには装飾だけでは飽き足らず、長方形、丸型、三角、
と様々な種類で個性を主張しあっていました。

今でも綺麗なハンカチが多いですが、カタチは全部正方形です。

統一されたかのように正方形です。

というか、実はコレ、
「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」と発言したと言われている
マリー・アントワネットが、こうした流行が気に入らず、
1785年に、夫であるルイ16世に「ハンカチのサイズは縦横同一たるべし」
という法令を布告させたのです。

マリー・アントワネットは、
自分だけが色んな形の特別なハンカチを持ちたかったために、
国民に正方形のハンカチを持たせたとされています。

でも、正方形のハンカチは、使ってみると折りたたんで持ちやすいし、
胸ポケットに入れやすいと国民に評判となりました。

これ以降、世界中に広まったハンカチは全て正方形をしているのです。

 

 


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