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コレ、ナニゴ?ニホンゴ?

9月23日、今日の京都市左京区は晴れ時々曇り。
生ぬるい強い風に、雲が押し寄せられたり遠のけられたりしていました。

ベランダに植えたコスモスに、ようやく蕾が見え始め、開花が楽しみです。

ベランダという小さなスペースでのガーデニングのため、
ホースではなくジョウロで水やりをしているのですが、
この「ジョウロ」って、漢字で書けますか???

じょろじょろと水の出る音からきてると言っている人もいるようですが、
「ジョウロ」の語源を調べてみると、
《「水の噴出」を意味するポルトガル語「jorro」、
もしくは、同じくポルトガル語で「水差し」を意味する「jarra」からと考えられる。》
とあるので、あながちそれも間違いではないことになりますね。

で、漢字ですが、「如雨露」と書きます。

「じょうろ」という音と「雨露の如し」という意味からの当て字で、
江戸時代には「上露」「上漏」「如露」などの字も当てられていたようです。
なかなか良い当て字です。

実は、普段使い慣れている言葉がポルトガル語だったりします。

カタカナ表記されるパンやボタンやビードロ
オルガンにカルタにフラスコなどがポルトガル語だと聞いても違和感はありませんが、

実は、「天麩羅(てんぷら)」もポルトガル語で、
【調味料、味付けをする】を意味する【tempero / temperar】に由来しているとか、

「襦袢」は、アラビア語の「ジュッバ(جبة jubbah)」が
ペチコートのような肌着を表すポルトガル語化した語「ジバゥン(gibão)」を音写した語で、
漢字は当て字である、なんて聞くと、
ちょっと、へぇーーー(´⊙ω⊙`)となります。

金平糖織田信長が大好きだった=ポルトガルという図式が頭にあっても、
今や ザ・日本土産!みたいになっていて、
ポルトガル語の【ケーキなどのお菓子を飾る】という意味で使われる
【confeito / confeitar】に由来していることをすっかり忘れそうになります。

私の中で、まさかのポルトガル語は、「おんぶ」と「先斗町(ぽんとちょう)」です。

あの、おんぶに抱っこの「おんぶ」は、ポルトガル語で肩を意味するのだとか。

また、京都市中京区に位置し、鴨川と木屋町通の間にある花街及び歓楽街の【先斗町】は、
ポルトガル語の【先っぽ、点】という意味の【ponto】に由来しているのだそうです。

先斗町は、もともとは鴨川の州で、江戸時代初期に護岸工事で埋立てられ、
先斗町が鴨川に突き出た岬のような場所にあったことから、
「先」や「最初」を表す先斗に、ポルトガル語が訛った「ポント」との読みをあてていた、
と、されています。

まだまだあるポルトガル語由来の言葉たち。
歴史とともに調べてみたら、楽しそうですね。


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