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溢れる水、危険水位!?|左京区

6月22日、今日の京都市左京区は晴れのち曇り。

 


火曜日の夜から降り出した久しぶりの雨は、

本当に一生懸命夜通し降り尽くしていました。

水曜日の朝、茶色い濁流と化した高野川には人の気配は無く、
ただゴウゴウと激しく川が流れる音だけが響いていました。

 


そんな雨も昼過ぎから弱くなり、

今日は朝から太陽が眩しくあたりを照らしていました。

いいお天気です。

 


青伸ホームの庭に面した窓辺に立ち、太陽が照らす空を見上げていた時、

ふと、

『気配』なんだけど、

同じように太陽の方を見上げているような、そんな『気配』を庭の方に感じました。

 


気になる方に視線を向けると、

 


「!!!(゚д゚lll)・・・」

 


私と同じ姿勢で直立し、

亀が、天を仰いでいました。

 


ん?直立?え?なに?どーなってんの?

なんでカメ?え?生きてる?

なんでカメがでてきてんの?

え?甲羅干し?何干し?上半身干し?

干からびてる?え?

 


みたことない絵面を理解するために

一瞬の間に頭がぐるぐる回ります。

 


普段はトロ舟の中で飼育されている亀が、

日除けがわりのスダレのほつけた穴から、
身体の4分の3ぐらいをほぼ垂直に突き出し、甲羅干し?していたのです。

 


しばらく首を反らしたりしながらも、
スダレに突き刺さっていたのですが、
のそりのそりと、脱走開始です。

はみ出たスダレのたわみを上手く利用して、脱出成功です。

のそりのそり、しかし着実に進めていく歩。

カサリカサリと雑草や枯葉を踏む音で、居場所を把握。

遅いというより、もうそんなところにいるの?と、移動のはやさに驚かされる。

 


4分の3だけ、しっかりと白く乾いている姿も可笑しく、

「大脱走なんて、ヤンチャなカメさん♪」
なんて呑気に見てたけど、

よくよく考えたら、もしかしたら決死の大脱出だったのかも?!

 


帰社した青山伸太郎社長がスダレを除けると、
そこには雨でタフタフに増した水がありました。

 

 

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