2月18日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。
知り合いのカフェに行く道中、
雨上がりの夜空に星が瞬いていました。
午後7時30分、西の空でひときわ大きく輝いているのは金星です。
見える星の数は、まばらです。
凍てつくような冬の星空、というほどでもないけれど、綺麗な夜空です。
月はまだ出ていません。
冬は夏よりも空気が乾燥しているので、星が綺麗に見えます。
ん?なんで乾燥していると綺麗に見えるの?!?(・_・;?と思われた方のために解説。
暑い時は、海や川から水分が蒸発、地面からも蒸気が発生しやすくなります。
中学の時に飽和水蒸気量というのを学んだの覚えておられますか?
気温が高くなるほど、空気中に含むことが出来る水蒸気の量が多くなる右上がりのグラフ。
空気中に含むことが出来る水蒸気量が多いというのは、
室内でお湯を沸かし続けてモヤモヤしているような状態です。
逆に気温が下がれば、空気中の水蒸気は少なくなり、細かい水分が視界を邪魔しません。
その結果、空気の透明度が高くなるので、
乾燥した冬の空気は澄んでいて、星空が綺麗に見えるのです。
なるほど(=゚ω゚)ノでしょ?
冬は、日も早く沈むので暗くなるのが早いです。
これもそんなに遅くない時間から星が綺麗に見える一因ですね。
また、実は、四季の中で冬は、明るい星座が多いのです。
1等星以上の星座は全部で21個あります。
その内日本から見える星座は15個で、
春の星座:3個、夏の星座:4個、
秋の星座:1個、冬の星座:7個となっています。
だから冬の星空は綺麗なのですね。
風が強くなったカフェからの帰り道、寒いけどだいぶ寒くなくなったね、
と会話を交わしながら見上げた夜空は、厚い雲で覆われていました。
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