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カゲロウの命|京都市 左京区

 

 

 

7月26日、今日の京都市左京区は雨のち曇り。
朝からたっぷりと降る雨が、乾いた大地、乾いた空気を潤してくれました。
ベランダのシマトネリコが、雨に打たれて小枝を揺らしています。
今日の雨は、潤いの雨です。

青伸ホームの事務所の窓に、何かがぴちぴち付いています。
近づいて見てみると、カゲロウの抜け殻です。
1センチぐらいの細長い抜け殻が、結構な数付いています。

別の窓の網戸には、キイロカワカゲロウがとまっています。
今しがた、脱皮したところのようです。

カゲロウは、幼虫時代を水中ですごし、
その後水中や水面、水際で羽化します。
羽化したものは亜成虫と呼ばれ、飛び立った後また、
明かりの周辺の壁や窓などの垂直面で脱皮して、成虫となります。

カゲロウは、成虫の寿命が数時間から数日と短いために、
昔から「はかないもの」のたとえにされることが多いです。

成虫時代には、エサをとらず、水中に産卵すると、ごく短い成虫期を終えますが、
幼虫期には10回から40回も脱皮し、藻類や植物遺骸をたべるものもいれば、
捕食性のものもいます。

カゲロウは、幼虫時代も含む全生涯を見ると、
半年ないし一年程度生きるので、
じつは、昆虫としては、決して短い生涯ではないのです。

こうやって見てみると、私たちはついつい
「ある一部分」だけを見て、物事を判断してしまうことがありますが、
何事も、一歩下って、全体を見ることも大切だなー・・・
と、思いました。

 


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