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いきるための一工夫|左京区

 


7月5日、今日の京都市左京区は晴れ!
夏の日差しです。

今日も青伸ホームの庭にやってくるアゲハ蝶たち。
この庭にはヒョロヒョロの苗しかありません。
よほどこの界隈には柑橘系の木が生えてないのでしょうか?

その中でも、比較的葉っぱの数が多い苗があります。
この苗は、この庭で芽を出して、もう10年。
この10年の間に、幼虫に葉を食べられ食べられしてきたのに、
最近めっきり人気がありません。
やはり、お若い苗の方が好きなのでしょうか。
たとえ葉が少ししかなくっても、来る蝶ほとんどが、3~5年物の苗にばかり卵を産んでいきます。
幼虫のことを考えたら、食べられる葉っぱが多い方がいいのに・・・。

と、思っていたら、青山伸太郎社長が、
「木も、自分を幼虫から守るために毒を強くするらしいしなぁ」と。

え?それで全然あの苗には産まないの???

社長に教えてもらった話をすこし爺様ふうに・・・

ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサという毒草をエサにしておる。
毒草の毒は、虫の食害から身を守るためじゃ。
ところが、ジャコウアゲハの幼虫は平気でウマノスズクサをたいらげて、体内に溜め込む。
鳥に食べられない毒を手に入れたのじゃ。
困った毒草は、次の策で幼虫に対抗することにした。
食欲を減退させる物質を作り出すのじゃ。
幼虫も胃がもたれるのか、食欲がみるみる減退して、葉っぱを食べなくなる。
実は、お茶や渋柿などのタンニンも植物が出す食欲を減退させる物質の一つだそうな。
昆虫も負けてはおらん。
タンニンの作用を防ぐ物質を消化酵素中に分泌して、
これに対抗して葉っぱを食べ続ける昆虫もいるんじゃ。
また別の植物は、考えた。それなら成長を早めてやろうと。
イモムシは何度か脱皮を繰り返して成虫になるじゃろ?
この物質を食べたイモムシは、まだ身体も大きくなってないのに脱皮を繰り返してしまうんじゃ
。葉っぱの上で過ごす期間を短くしてたくさん食べられるのを防ごうというのじゃ。
どうじゃ?すごいじゃろ?」


・・・じゃろじゃろってなんじゃろ。

ひとつ知識が増えました!
ありがとう、社長!(^_^)/

 

 


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