京都市北区|紫式部の墓(むらさきしきぶのはか)
紫式部歌碑
「めぐりあひて見しやそれとも
わかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな」
紫式部は藤原為時を父として,天延元年頃に生まれました。
祖父、父共に歌人、詩人だった事から彼女も幼少のときから学芸に
親しみ、寛弘3年一条天皇の中宮彰子に仕えた頃に『源氏物語』を
執筆し始めて寛弘6年頃に完成させたといわれています。
このあたりは紫野雲林院があったところで白毫院の南にあるという
所伝が室町時代の初めにはありました。
墓は小さなもので小野篁の墓と並んでひっそりとございます。
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