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雨の確率

7月25日、今日の京都市左京区は曇り時々雨。

天気予報通り、よく雨が降ります。


そういえば、テレビを見ていたら日本の天気予報の「雨」は「傘マーク☂️」ですが、
時折見かける海外の天気予報の「雨」は「雲から雨が降って🌨」いて、傘マークじゃありません。


調べてみると、天気予報の雨予報に「傘マーク☂️」を使うのは日本と韓国のみで、
そのほかの国は、「雲+雨🌨」の表記とのことでした。

なるほどね。

ちなみに、「降水確率」のことはよくテレビ番組などでも取り上げられているので
ご存知の方も多いと思いますが、

例えば、
近畿地方の正午から午後6時までの6時間の降水確率は30%と予想されました。』
というこの「降水確率30%」の意味は、

『過去のデータの統計に基づいてい算出された確率』で、
降水量の多い少ない、雨が降る時間の長さ、雨の強さとは関係ないのです。

ご存知ない方に説明しますと、
そもそも気象庁が定義した降水確率とは、

・予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値(%の下一桁は四捨五入)
・降水確率30%とは、30%という予報が100回発表されたとき、その内のおよそ30回は1mm以上の降水があるという意味

であり、

過去に同じ気象条件が100回あったとして、そのうち50回で1mm以上の降水があったら、降水確率は50%となります。

簡単に説明すると、

気象予報士さんが気圧配置などと照らし合わせ、「降水確率30%」と言った場合は、
同じような天気図で、「パラパラっと降る雨」のことではなく
「1mm以上の雨が降る」って出した予報が、
今までに100回中30回は雨が降ったということなのです。

70回は、「1mm以上の雨が降る!」って予報したのに、ハズレてるってことね。

だから、

降水確率100%とは、同じような気象条件のとき「1mm以上の雨が降る!」って予報したのが100回中100回正解したってこと。
誰が見ても雨ですやん、って天気図の時ですね。( ̄▽ ̄)

くどく説明すると、

「絶対1mm以上の雨が降ると思うけどなー」と出した予報なのに、
「えーーー!パラパラっとかいっ!もっと降ると思ったのになぁ〜」と、
100回中20回ハズレてたら、「80%の降水確率」ってやつになり、

「50%の降水確率」は、気象予報士さんといえども、半々の確率でしか当てれなかった天気図だよってこと。

ということで、
80%だからって100%だからって、必ず大雨が降るというわけではないのです。 

また、降水確率0%とは、降水確率が5%未満のことなので、決して小雨も降らないわけではないのです。
パラパラっと降る可能性もあるのです。

降水確率予報は1980年6月から東京地方で始まり、1986年3月から全国で発表されるようになりました。

降水確率は、あくまでも過去のデータの統計に基づいているだけ。

ということは、今後時代を経るごとにデータも集まることになるので、
降水確率の精度はどんどん上がっていくことになりますねー♪


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迷い込んだヒナ 後半

7月20日、今日の京都市左京区は晴れ。猛暑日でした。

昨日に引き続き、迷い込んだメジロのヒナの話です。


めでたく青伸ホームの空き地のような庭で再会を果たしたメジロの親子。

早速、エサを運んでくる親鳥。
裏のお家のお庭にはエサとなる虫が豊富なようで、
10分間隔ではなく1分間隔ぐらいで飛んできてエサを与えます。笑

先日、青伸ホームの庭にも孵化したての小さいカマキリが沢山いましたが、
裏のお庭にもいるようで、親鳥の口には動くカマキリ・・・。弱肉強食の世界を垣間見ました。

ひっきりなしに運んでくるエサを食べ続けること30分。

そして眠るヒナ。

眠るのがわかっているのか、親鳥も壁にいた大きいカマキリを捕まえて食べたのを最後に、
ヒナが目覚めてピーピー鳴き出すまでの40分間、全く姿を見せませんでした。

食べて寝たら元気になったようで、またまた地面にダイブ。
親鳥も近くで見守りながらピピピピ応援しています。
バタバタと低空飛行を繰り返しあちこちにぶつかりながら青伸ホームの庭を一巡り。
金魚の入っている鉢に突っ込まないか、窓越しにオロオロ見ているこちらのことはお構いなしで、
パタパタと翼を羽ばたかせ、なんとか元の位置に戻りました。

翼がフサッとしたからか、朝見た時と比べると気のせいか随分と大きくなったように見えます。

メジロは1度に1.5㎝ほどの卵を3〜5個産み、オスとメスで協力しながら、約11日間あたため、
孵化してから約12日後には巣立つ非常に成長の早い鳥なので、気のせいではないかもしれませんね。

今回このメジロの夫婦に何羽のヒナが生まれて今何羽育てているのかわかりませんが、
エサやりには大変なエネルギーを使っているようです。
親用の、そしてヒナ用のカマキリをはじめ虫を与えているように見えましたが、
実はメジロの好物は花の蜜や果汁なのだとか。ただ育雛期には虫なども捕食するということです。

また、気になるのは、5羽とか生まれた時のエサの順番。
大きい口を開けたもん勝ちなのか、それとも小さいもん順?

このことは偉い先生方も論争を繰り返されてこられたようですが、
「良い環境」にいる親は、「状態が悪く餌を強く求めているヒナ」に餌を優先的に与えるが、
「不利な環境」にある親は、同じ巣にいるヒナがどれだけ餌を求めても
「最も状態の良いヒナ」に優先的に餌を与える、ということがわかってきたようです。

今回、必死に生きるメジロの親子を、癒されながらもドキドキと、
仕事もそっちのけで窓越しに眺めてきましたが、
野生だから手助けするわけにもいかず…。

それは、まるで、
三次元の世界から投影した二次元平面のスクリーンに映し出されている映画の主人公に
危険を知らせたくてもこちらの声が届かない歯痒さに似ていました。

人間の子育ても然り。

ここまで急いで巣立たせる必要はないので、それまでに色々な知恵を子供に教え・見せることは出来ますが、
最終的には見守るしかないですもんね。

ちなみに、今朝早くからピーピー、チチチチチュチュチュチュと元気よく鳴いていたこの親子、
私は見てないのですが、午前9時半ぐらいになんとか塀を飛び越え裏の庭に入っていったとのこと。
午後からは全く鳴き声が聞こえないので、もうこの辺りにはいないかも。
飛び方とエサの取り方、生きる力を学び、元気に育ち、命を繋いでいってほしいものです。

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迷い込んだヒナ

7月19日、今日の京都市左京区は晴れ。
青空が広がる気持ちのいいお天気です。

朝から青伸ホームのガレージの方から、時折聞こえるチュン、チュン、という鳴き声。
スズメのヒナかな?

なんとなくガレージの中で鳴いているような気がしたけど、
ちょうど契約中だったのでウロチョロするわけにもいかず、ガマンガマン。
動物好きの青山社長もきっと気になっていたはず。

お客様をお見送りして、キョロキョロとガレージを見まわしながら戻ってくる青山社長の足が不意に止まりました。
事務所から動向を見守っていた私を手招きで呼ぶので見に行くと、
5センチぐらいの小さなうぐいす色っぽいヒナが、
玄関前に置いてある鉢植えのシマトネリコの枝にかぼそい脚で掴まりジッとしていました。

ちっさ。
なんの鳥?目の周り白くないけどメジロのヒナ?

すぐにネットで調べると、やはりメジロのヒナでした。

少し早めの巣立ちだったのか、まだまだ弱々しい。

巣立ち前の「もっと小さなヒナ」が落ちていた場合などは
巣に戻してやったりした方が命を助けられる可能性が大きいですが、
野鳥のヒナは基本的に拾ってはいけません。
必ず親鳥が近くにいるので、「拾う」ということは「誘拐」にあたるそうです。

このヒナも、人影がなくなるとチュンチュン鳴くので元気そう。
ガレージの外で、それに応える親鳥らしい鳴き声も聞こえるので、
室内からガラス越しで観察していると、
チチチチュルチュルチチチと警戒しながらも餌を与えに来ました。
それも、10分おきぐらいに。

親鳥がついているなら安心、と仕事に戻りましたが、やっぱり気になる。
仕事が手につきません。ついついガラス越しにガレージを覗きに行ってしまいます。

またまたしばらく見ていると、やたら近くでチュルチュルチチチと鳴き続ける親鳥。
まだ弱々しい翼を震わせるヒナ。
まさかこんな状態でもう一度飛び立つつもり?

と思った瞬間、落ちるように枝から羽ばたきました。
ガレージに落ち、タイヤのホイルに入るかのような羽ばたき。
方向を変えて壁に当たりながらなんとか翼をワサワサ。

見守っていたけど、慌てて青山社長とガレージに出ました。

というのも、実は、この子の兄弟らしき無残な姿を、
お隣のかごの屋のガレージで青山社長が数十分前に発見していたからです。

こんな北大路通面しのガレージから地面を這うように飛び出しても踏まれるか轢かれるか。

保護してはいけないけれど、せめて青伸ホームの庭にこのヒナを持って行った方がマシ?
さっき親鳥がエサを探しに庭に来ていたからわかるはず!

おもむろにチリトリを持ってきた青山社長。
うまく飛び乗ってくれたので空き地のような庭に運ぶと、これまたうまくモミジの木に飛び移ってくれました。

ピーピー鳴いてくれるかと思ったけど、バタバタとして疲れたのか鳴きません。
ガレージの前の街路樹では親鳥がピーピーピーピーと鳴きながらヒナを探している様子。

ダメ元で撮っていたヒナの鳴き声の動画を庭で流してみたら、
それが功を奏したのかわからないけど、すぐに親鳥がやってきました!

親鳥の鳴き声に応えるヒナ。
親子の再会です。

とりあえず、ひと安心。
事務机の真横の窓からヒナの様子を伺えるから、さらに仕事は手につかず。笑

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この続きは、後半で!

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