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移りゆく季節

11月17日、今日の京都市左京区は晴れ。
ふと見上げた中央分離帯に植えられた木々の枝先には、
数日前まで紅く染まっていた葉が水分も抜け役目を終えようとしていました。

帰りに寄ったホームセンターでは『真っ赤なお鼻の〜♫トナカイさ〜んは〜♪ いつもみんなの笑い者〜♫』と
クリスマスソングが流れ、賑やかなイルミネーションが入り口辺りに所狭しと置かれて販売されていました。

この、真っ赤なお鼻のトナカイさん。

皆に笑われているのは、1頭だけ鼻が赤いからです。

本来トナカイは、雪の中に鼻を突っ込んでエサを探すために、鼻に毛がはえています。
だから鼻は赤くないのですが、
このトナカイは鼻が「しもやけ」なってしまったから赤いのだとか。
諸説ありますけどね。

そして、「しもやけ」といえば「ゴキブリ」。

・・・

なんで??(´⊙ω⊙`)?

と、思われた方も多いと思いますが、
実は昔、「ゴキブリの体液をしもやけに塗っていた」という記録があるのです。
中国から輸入した薬用ゴキブリとのことですが、
この他にも腹部内血管の炎症、血流不全によるしこり、月経異常などに、
煮出したり、焙ったり、酒に漬けたり、粉末にしてそのまま飲んだり、
丸薬にするなどして使用されていたそうです。

このような薬用ゴキブリの記録は世界各地にあり、
ギリシャでは、「ゴキブリの内臓と油を混ぜたものを耳の穴に流し込めば、耳の痛みが軽減する」と言われ、
ブラジルやメキシコ、ロシアなどでも伝統的な薬用昆虫としてゴキブリが用いられてきた記録があります。

比較的近年においても、

1886年のある日の「ニューヨーク・トリビューン」紙には、ルイジアナ州の奇妙な治療法が掲載されていて、
破傷風にはゴキブリ茶を処方し、煮たゴキブリを傷口に湿布するというものなどであり、
この記事から数十年後には、ニューオリンズの伝説的シンガー、ルイ・アームストロングが、
病気になるといつもゴキブリの煮汁を飲まされた、と回想しています。

ゴキブリが選ばれたのは、あの生命力からでしょうか?

私個人としたら、ゴキブリを飲んだり塗ったりしたくないですが、
確かに何かあやかれそうな生命力ですもんね。


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