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こんなマスクもある。

8月7日、今日の京都市左京区は晴れ一時大雨と雷。

午後3時頃から雨となっていた天気予報の予報通り、
西の空が曇りだし滝のような雨が降りだしました。

ちょうどその頃、私は岩倉のカフェの中に居たものですから、
「おぉ、雷が近い近い!」「この大雨で車もピカピカに♪」なんて思い、
のんびりとしていました。

平日でランチやディナーの時間帯でもないのに席は満杯、
50人は居たであろうそのお店。

空間があるとはいえ、50人がペチャクチャと会話し、
カチャカチャと飲食しているので、うるさいはず。

なのに、なぜか気にならない。

こういうお店、多いですよね。

なぜ???

実は、故意に「ある仕掛け」がしてあったのです。

それは「音のマスク」

顔のマスクは顔の一部を覆い隠していますが、
音のマスクは音の一部を覆い隠してくれるのです。

大きな音は小さな音を聴こえなくさせます。
低い周波数は高い周波数の音を聴こえにくくさせます。
前の音は後ろの音を0.1秒程度かき消し聴こえなくさせます。

そんな特性と人間の聴覚の特性を利用しているのが、
茶店のBGM♬やロビーの噴水の音なのです。

とはいえ、大きな音で鳴らせばうるさく不快になるので、
多くのスピーカーから小さな音を流すのが効果的だそうですよ。

このような音のマスクが利用されている商品は幾つかあります。

たとえばエアコン内にあるモーター音は、単一の周波数で不快ですが、
送風ファンからの広い周波数成分の音により、適度にマスキングされ、
気にならない音にすることができます。

トイレ用擬音装置もそうです。

MDやMP3などの圧縮オーディオの原理には「音のマスク」が活用されています。
「音のマスク」によって、
どうせ聞こえないでしょ?って音をカットすることにより
情報を圧縮しているのだそうです。

だからあんなに小さなポータブルプレイヤーにたくさんの楽曲を入れる事ができているのですね。

ある人が、その間引いた音の残骸を、独自の方法で復活させました。
原曲はスザンヌ・ヴェガの有名曲「トムズ・ダイナー」で、
圧縮によって失われる音の成分がどのようなものか分析を行い、
抽出に成功した音を軽く加工してミステリアスなトラックを作成したそうです。

その残骸の音がコチラです。
↓↓
https://vimeo.com/120153502


私には不快音でしかなく数秒で聴くのをやめましたが、
よろしければどうぞ。( ̄Д ̄)ノ


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