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本当?

4月10日、今日の京都市左京区は雨。
綺麗に咲いていた桜も、今日の雨で散りかかっています。

どうせ散るなら、雨ではなく「桜吹雪」で散ってほしい〜なんて思うのですが…。

桜吹雪といえば「遠山の金さん」♪

「おめえが見たって言う桜吹雪は…これのことかい!」

「おう!この見事に咲いた遠山桜、忘れたとは言わせねえぜ!」

の金さんです。

ドラマでは名奉行の金さんですが、実際には時代劇で描かれているような、
名奉行ぶりを示すような文献は残されてなく、ごく一般的な町奉行だったそうなのです。

じゃあ、なんでこんなに有名になったか?ってはなし。

人気の火付け役は「歌舞伎」だったとか。

なんでも、金さんが北町奉行に就任した翌年に、芝居小屋が2件続けて火事になり、
当時の老中であった水野忠邦が芝居小屋を辺鄙なところに移転しようとしました。

しかし、芝居小屋を移転しても問題は解決しないと、
水野忠邦に真っ向から反論したのが遠山の金さんだったのです。
 
結果的に移転することになってしまったのですが、
このことに恩義を感じた歌舞伎界では、
金さんの名奉行ぶりをアピールする芝居を上演することになり、
 
その後、さまざまな尾ひれはひれがついて、
いつの間にか遠山の金さんは江戸を代表する名奉行ということになったようですよ。
 
歌舞伎界にとって、遠山の金さんは、いわば恩人だったのですね。

その金さんの彫り物。

諸説あるのですが、「桜吹雪」ではなく、
「口に絵巻物をくわえて髪を振り乱した女の生首」だったという話もあるのです。

しかも金さんは、奉行時代にしきりに着物の袖を気にして、
めくりあがるとすぐに降ろしてしまうクセがあったという話もあり、
ヤンチャだった若かりし頃にいれた彫り物を後悔していた???

なんてことも言われています。

ただし、これらは全て伝聞の記録によるものなので、
今となっては、この話が本当かどうか、確かめる術もないんですけどねー。


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