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京都 東本願寺の□□

4月26日、今日の京都市左京区は晴れ。

 

今日は、雨じゃないから髪の毛大丈夫♪( ´▽`)
と、次女が嬉しそうに大学に向かいました。

 

「大丈夫」に仕上がる前に、髪の毛にしていたことは、
ドライヤーとヘアアイロン

 

このヘアアイロンってやつ、
うっかりどこかの皮膚に触れたら、
そりゃもう熱くって痛くってヒリヒリするのに、

 

多少傷むとかはあるけれど、

このかなりの高温にも屈しない髪の毛ってやつの頑丈さには、
畏敬の念を抱きます。

 

なんでも、1本の毛は100gの重さに耐えることが出来、

頭髪全体では、12トンの重さを支えることができるとか。

 

12トンって・・・なに?

 

調べたら、セイウチの平均体重がちょうど1.2トンでした。


ということは、セイウチ10頭分を、頭髪全体で引っ張る感じ??

 


いやいやいやむりむりむり。

 


しかし、
昔の人も髪の毛が頑丈だってことは、よく知っていたようで、


明治初期に行われた、京都の東本願寺の建築工事では、
「毛綱(けづな)」が使われたのだそうです。

 

幕末の戦火で失った御影堂と阿弥陀堂の再建時、
巨大な木材の搬出・運搬の際に、
引き綱が切れるなどの運搬中の事故が相次ぎ、
より強い引き綱を必要としました。

 

そこで、信者の女性が寄進した髪の毛と麻を撚り合わせて編んだ「毛綱」
を使うことにより、重い建材を運搬移動させることに成功したのだそうです。

 

全国各地からは、全部で53本もの「毛綱」が寄進され、

最も大きいものは長さ110m、太さ40cm、重さ約1tにも及んだといいます。

 

綱引きの綱の超でっかい版の黒みがかった版って感じの
大きくトグロ状に巻かれた「毛綱」が、
現在、東本願寺に展示されています。


「毛綱」と似た「髪綱」というのもあります。

「髪綱」は、船の錨綱やかかり綱として使われたのですが、
髪は引張力には強いのに水気にはとことん弱い。

水際で使用した場合、簡単に切れてほぐれて広がってしまうのだそうです。

 

( ゚Д゚) …水際に広がる長い髪の毛… 

ホラーのためか、こちらはあまり定着しなかったようです。

 

 


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