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ジェネレーションギャップ

 


6月30日、今日の京都市左京区は曇り時々雨のち晴れ。

 


今日は、ゴトビの大安の金曜日の月末、
その上、雨、ということで、すごく道が混んでいました。

 


ゴトビの日は、やっぱりなんとなく車が多いねー、なんて喋っていると、
大学生の娘が、
「ゴトビって何??」
と、
ジェネレーションギャップを感じる質問を投げかけてきました。

 


漢字で書くと五十日。

関東では「ごとうび」と読むようだけど、
関西では「ごとび」


毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日または月末のことを言って、

昔から商売では、これらの日に決済を行うことが多いから、
その集金などで道が混むことを説明しました。

 


こんなにネットやクレジットカードなどの環境が整っている現代でも、

昔からの習慣からか、やはり10日や20日を決済日にしていたり、
25日が給料日だったりしているところが多いんですね。

 

 

そういえば、以前銀行の方が、

「今日はゴトビだから忙しいんですよぉ」とおっしゃっていたのを思い出しました。

 


ゴトビには、

道は営業車で混み、
金融機関は支払いに行く人たちで混むんですね。

 


ちなみに、
ゴトビの由来は
京都にある赤山禅院(せきざんぜんいん)という
比叡前延暦寺の別院のひとつのお寺なんだそうです!

なんか急に親近感。笑

 


かつて、一年の中でもめったにない「申の日」の五日に赤山禅院に詣でると、

『吉運に恵まれる』という評判が立ったそうです。
申の日の五日に参拝に行くと、スムーズに集金できるというのです。

 


江戸時代には『赤山さんは、掛け寄せ(集金)の神さんや』と言われるようになり、

現在も、赤山禅院では毎月五日に「泰山府君 五日講 ご縁日」として
大阿闍梨による祈祷が行われていて、
商売繁盛を願って、
集金の前にお参りに来られる方々が多いそうです。

 


このような昔ながらの習慣などは、
いったいいつまで残るんでしょうねー?

たびたびジェネレーションギャップを感じるこのうら若き世代たち。

その子の子の子の子たちが生きる世の中は、
どんな風になっているんでしょう?

 


ゴトビのことはさておき、

古き良き日本の習慣や心は、

残っていてほしいなぁー、と、

昭和世代は思うのでした。

 

 


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