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守られた家、壊された家

6月8日、今日の京都市左京区は曇り時々雨時々晴れ。

案外日差しが強かったんだ、と知ったのは、

近所の中学1年生の男の子が、
今日開催された運動会で優勝した話と赤く日焼けした肌を見せてくれたから。

校長先生がお話された時だけ雨が降ってきた、と、ケラケラ笑って
教えてくれたその目には、まだあどけない小学生の輝きが見え隠れしていました。

 


今日流れてきたニュースに、

キセキレイ京都市山科区の運送会社の収集車の
ラジエーターファンの上に直径約15センチの鳥の巣を作り、
4つの卵のうち3つが孵り、オレンジ色の口を大きく開け、
親鳥が運んでくれるエサを待っているので、
巣立つまでの約2週間、この車の使用は禁止になった』というものがありました。

 


カラスや蛇などの天敵から身を守るために、
民家近くの目立たない場所に営巣する鳥は多いです。

 


北大路通りのテント屋根の中にこっそりと巣くうツバメもその一員です。

 


そのツバメに数週間前、事件が起こりました。

数日前から、ツバメの巣の下で箒を持つ女の人を見るようになりました。

 


ツバメが巣を作ると縁起がいい、なんて言いますが、フンの始末は大変です。

歩道にフンがいっぱい落ちているから、
あれ?と思い見上げるとツバメの巣があり雛が孵っている、ということが多いです。

フンにはダニがわくことも多く、
また、乾いたフンは粉々になり風で飛ばされ、
吸い込むとアレルギーを起こしたりするといいます。

 


そんなフンを毎日掃除するのは、大変だなぁ、
なんて思っていたのですが、
ある日、ふと見ると、
ツバメの巣がなくなっていたのです。

あれ?

もう巣立ったのかな?

だからあの箒の女の人が、巣を払い落としたのかな?


なんて、思っていました。

 


その日はたまたま夜にもそこを通ることがあり、
テント屋根の中を覗き込むと、

ツバメが1、2、3・・・・9!

大きいのが2羽、少し小さいのが7羽、
テント屋根のフレーム部分にとまって寝ていました。

 


うわっ!家がなくなってしまったから、外で寝ているんだ!

 


かわいそうに思ったけれど、一度に7羽も孵り、
また、どうせ、もうあの小さな巣には入りきらないほど成長しているので、
心配いらないか…。

 

もともと親鳥は、いつもフレームで眠っているし、成長したから大丈夫か!


と思い、通り過ぎました。

 


そのツバメたちが、昨夜見ると6羽になっていて、今日は3羽になっていました。

 


無事に順番に巣立って行ってくれてたらいいんだけど。

 


ツバメは1年に2〜3回産卵します。

この子達が巣立った後、
この親鳥たちは、
またこのテント屋根の中に巣を作るのかな?

どこか探すのかな?

いい場所が見つかるといいけど。

 


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