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品種改良を重ねて…|左京区

 

4月27日、今日の京都市左京区は曇り。
室内にいると少し肌寒く感じるときもありますが、
ここ数ヶ月で随分と暖かくなったものです。
数週間前にやわらかい葉っぱを出し始めた青伸ホームの庭の牡丹に、紫色の花が咲きました。
小さな苗なのに9つも大きな花を咲かせています。
温度調整で品種改良されて「正月牡丹」にならされていたときよりも、多くの花を咲かせています。
やっぱり品種改良は、ストレスだったのでしょうか?

そういえば、私たちが知っている犬のほとんどが品種改良されたものなんですよね。
犬のルーツの元を辿れば野生のオオカミなんですから。
私たち人間は、品種改良されて可愛いくなったワンちゃんたちに癒されているわけなんですが、
その歴史を知ると、なんだか人間の身勝手さを感じてしまいます。

ブルドッグ(Bulldog)は、
18世紀ごろの英国で雄牛(ブル)と犬を戦わせるブルベイティング(bullbaiting)
という見世物が流行し、牛に対抗できる犬として開発された犬の品種の一つだそうです。
品種改良された理由の時点で、既になんとも悲しい話です。
元々は大型で足も長く、顔もあんなに潰れていなかったそうです。
骨格ががっちりして頭が大きくなったために、
出産時に産道をうまく出てこれず窒息死したり母犬が死んでしまう等の危険性がとても高く、
自然分娩はほぼ無理になり、帝王切開での出産しかできなくなってしまったそうです。
また、鼻が異常に潰れていてしわが多いため、体温調節が苦手で、高温に弱い。
下あごが出すぎて噛むことが苦手。
しわによる皮膚病。
呼吸困難、よだれ過多。
などなど、実は問題だらけなのです。

そこで今、本来のブルドッグの姿を取り戻させようという動きがおこり、
すでに、足の長い昔のブルドッグがアメリカで作り出されています。

自然の姿、本来の姿に戻ることは、とても良いような気がしますが、
品種改良の上の品種改良・・・
いったいどこに向かっているのか、
結局人間は何をどうしたいのか、先行きが不安です。

 

 


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