名 称：龍安寺（りょうあんじ）
本尊は釈迦如来、開基（創立者）は細川勝元、
開山（初代住職）は義天玄承です。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
【 境内 】
寺の南側には広大な鏡容池があり、
周囲は回遊式庭園になっています。
境内北側には方丈、仏殿、茶室蔵六庵などが建ち、
これらの西側には非公開の「西の庭」がございます。
西の庭には開基細川勝元の木像を祀る細川廟などがございます。
著名な石庭は方丈南側の土塀で囲まれた中にあります。
なお、
寺の背後には第66代一条天皇を含め5人の天皇の陵墓があります。
【 庭石 】
方丈庭園 いわゆる「龍安寺の石庭」である。
幅 22 メートル、奥行 10 メートルほどの敷地に白砂を敷き詰め、
帚目を付け、15個の石を一見無造作に5か所、
点在させただけのシンプルな庭である。
巨大な中国の山水の世界を日本人独特の感性を研ぎ澄まして
写した「枯山水」の庭である。
最大の特徴は、「水を感じさせるために水を抜く」ということで、
水を見立てられるようなものを作る。
白砂も大海をイメージし、岩は島というより山である。
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