名 称:平野神社(ひらのじんじゃ)
延暦13年(794年)、桓武天皇による平安京遷都にともない、
平城京で祀られていた今木神・久度神・古開神を遷座・勧請したのに
始まります。
元々今木神は平城京の田村後宮に、久度神・古開神は大和国平群郡の
式内・久度神社に祀られていました。
比売神は承和年間より祀られるようになったものです。
『文徳天皇実録』によれば、
正五位の神階が授けられ、その中で当社のことを「平野神宮」と
記述しています。
その後も神階は昇って行き、859年には今木神に最高位の正一位の
神階が授けられています。
『延喜式神名帳』には「山城国葛野郡 平野祭神四社」と記載され、
名神大社に列していました。
また、祭神について「平野大神」「皇大御神」という称号も
使用されていました。
例大祭の平野祭には皇太子が奉幣する定めになっていました。
また歴代天皇の行幸も円融天皇から後醍醐天皇までの17帝21回を
記録するなど天皇家の崇敬も厚くそれに伴い、源氏、平氏、
大江氏、菅原氏などの公家の氏神にもなりました。
中世には二十二社上七社の一社となりました。
神紋は桜で、今も桜の名所として名高い。
平安時代の中ごろ花山天皇によって境内に数千本の桜が植えられた
のが起源で、985年4月10日に臨時勅祭が開かれ、
平野桜祭りとして今に残ります。
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